アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
* Scent.4 *
-
先で口蓋をなぞられて、立花の身体がびくびくと震える。
自分でも知らなかった気持ちいい場所を涼風のもので犯されて、立花は曇った声で喘いだ。
「ん……あ、んっ、んん……!」
満足に口淫を行えないまま、涼風の手がやや強引に立花の顔を退けた。
「んんっ……あ……?」
涼風のものが脈打つのを感じた直後に、苦い味が拡がる。
飲みきれなかった残りは、立花の顔と髪にべたりとかかった。
「……ごめん。本当に。汚すつもりじゃ、なかったんだけど」
呆然としている立花に、ばつの悪そうな顔を向ける。
放たれた白濁を指で掬い取って、口に含んだ。涼風の精を受けて、興奮している。
立花は再び足の間へと身を屈ませて、幹に伝っている残滓を舌で綺麗にした。
「ん……っ、涼風さんの、おいしい……」
ぴちゃぴちゃと水を飲む猫みたいにわざと音を立てると、涼風の腹筋と口に含んでいるものが、びくりと震えて面白かった。
悪戯を続ける立花の顔の脇を、節張った指の背で撫でる。
「立花君の口の中、すごく熱い……。それに……まだ酔ってるのかな……っ」
硬度を取り戻してくると、また舐め辛くなってきて中断した。
今まで立花を好きなように甘やかしていた涼風は、その隙にベッドへ押し倒す。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
122 / 263