アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
* Scent.4 *
-
「や、いや……いつも、こんなのじゃ、ないのにっ……。あっ、あ……なんで……」
困惑する立花の声は悩ましげで、涼風の情動を煽る。
最奥まで届いたと思っていた熱は抽挿を繰り返しながら、まだ少しずつ、立花の中を無理矢理抉じ開けるようにして侵食していく。
嬌声が部屋中に響き、息も絶え絶えになる頃に、涼風のものがようやく全て身体の中へ収まった。
「う、あぁ……ひっ、う、うぅ……」
望んでいた充足感ととてつもない圧迫感に、涙を浮かべる。
「気持ちいい……全然足りない」
は、は、と興奮で細切れになった息を吐いて、涼風が呟く。
その台詞に腰の奥がきゅんと疼いて、期待にぶるりと全身を震わせた。
それから先は立花がもうどんなに嫌だとか駄目だと訴えても、聞き入れてはくれなかった。
ヒート状態のアルファの欲は1度焚きつけられれば、簡単には止められない。
オメガの立花も身をもって体験しているから、よく知っていた。
もっと奥、さらに奥を探して、何度も体位を変えながら立花を抱く。
「あぁっ、あ、あ……あ、んっ……。とまって……! とまってぇ……。あ、あぁ、あー……イっちゃうぅ。も……いっぱい、あ、あぁ」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
125 / 263