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* Scent.6 *
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「だから、言ったのにっ……。はずかしい……やだ」
「立花君、すごく感じやすいよな。この前も潮噴いてただろう」
「だ、だって……涼風さんがっ。するから……!」
涼風とするまではそんなふうになるまで、体験したこともなかった。
立花は意地になって言い返すも、もっと恥ずかしい目に遭わされている気がする。
涼風が動きを再開させると、立花も腰を跳ねさせた。
狭い路を熱い飛沫が満たして、その充溢感に立花は身を浸した。
中で解放された、おびただしい量の精液がじゅぶじゅぶと縁から漏れて、シーツに滴り落ちる。
ヒート中のアルファは数十分、長ければ1時間も種を胎内に注ぎ続けるのだ。
「……あっ、汚し……ちゃう」
うねる壁を擦る度に、愛液に濡れて滑りをよくする。
涼風の精を全て飲み込めないのを、酷くもどかしく感じた。
──お腹……熱い。どくどく、ってしてる……。
柔らかいベッドの上へ横たえられて、立花は続けてその身に精を受けた。
腰を高く上げられ、どろりとした濃いものを内側の至るところに擦りつけられる。
背中に熱く湿った舌が押しあてられると、くすぐったい感触に腰をくねらせた。
「んっ……あ」
背骨に沿って赤い花を咲かせていくうちに、とうとう項まで到達してしまう。
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