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2020年バレンタインデーの巻 6
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「ゆきちゃん…大丈夫?」
チェシャは、怪訝そうな表情をした。
「ああ…やっぱり、山だけでは分からないことも多いな」
天花は、都会のシステムに終始カルチャーショックを受けていた。
チェシャからしたら時代に取り残された可哀想な人、
という所だろう。
「ゆきちゃん…」
チェシャと天花はホームに入ってきた電車に乗り込んだ。
自動で開くホームドアにも天花は感動していた。
「今は征夷大将軍はいないからね?」
それは幕末の話だろ。
そんな時代は、さすがに生きてない。
「そのくらい知っとるわ!」
盛大にチェシャに哀れに思われる。
2人は電車に乗って池袋を目指した。
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