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「…っ」
ピクッと震える佑翔の体。
俺の手が冷たいんだろうな。
それともこいつが敏感なだけなんだろうか。
匂いを嗅がせていた手を頬に移し
親指で軽く撫でてみた。
まだ若いな…
肌がすべすべだ。
「ん…」
唇も触ってみた。
柔らかくて暖かい。
またキスがしたい。
あの時の記憶が鮮明に思い出される。
こいつの体温、息、声、匂い
全てが愛おしい。
美容室でこいつの存在を知ってから
俺はずっと気になっていた。
だから二ヶ月に一回を二週間に一回に変えた。
こいつに会うために。
こんな餓鬼のために。
行く度あの顔を見せられ
どんなにガン見してても気付かれないくらい夢中になっているこいつを見て
気になって気になって…。
だってこいつは…多分………。
だから…
それの限界がきてこの前家に連れてきたわけだけど。
あんな顔、目の前でされたらな。
キスしたくなって当然だろ。
最初は反応が面白くて色々見ていたけど
途中からはなんだかたまらない気持ちになった。
「んん…んぐ…ン…は…」
ほら、またエロい声…
前キスしたときもそうだ
すぐこういう声を出す。
こいつエロ要素多すぎ
いつからこんなエロくなったんだ?
元々か?
唇を触っていた親指を力の入っていない口に入れてみた。
ちゅぷ…くちゅ…と少しいやらしい水音をたてながら
奥に入っていく指。
俺の指を感じながら少し息を荒げている。
寝てるのに…よくここまでエロい顔できるよな。
この顔を見るとたまらなくなる、ほんと。
エロいし可愛い。
「…好きだ。」
「んっ…」
寝ているのをいいことに
指を抜いて告白してキスをした。
「…っ!?」
「ん…はぁ…んンッ…」
「………。」
……こいつは…わからんな。
結局キスはしたいのか?
軽くキスをして唇を離した後
自らキスをしてきた。
しかも舌が俺の唇を舐めている。
理性飛ぶから。
やめなさい。
どうせあれだろう?
これで俺がこのキスに応えたら
途中で目を覚まして怒るやつ。
想像できるわ…
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