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必死にもがく俺。
いちいち反応してしまって体が勝手に動く。
その度唯一自由に動く足とシーツとが擦れる音が鳴る。
「佑翔」
「っ……」
優しいようなエロいような…
俺を呼ぶ声。
「わっ、な、なにっ…」
……………あれ…?
……ん?
くるっと仰向けにされた俺の上に禅がいる…
両腕を押さえ付けられて。
俺を見た禅がまた優しい顔になった。
微笑んでる。
でもなんか寂しそうな…
なんか懐かしい感じがする…
「佑翔」
「離せって…っ!」
「好きだ」
「…っ、い、いや…」
少し柔らかい表情をしながらまた"好き"と言ってくる。
だから、なんで俺…
と、思いつつも顔は熱くなってしまう。
その目で見つめるな。
なんかもう色々流されそうになるから。
俺も禅のことが好きなんじゃないかって錯覚してしまいそうになる。
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