アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
2(微R18)
-
「おらもっと奥まで入れろよっ!」
「んぐっ...ぉえ...」
無理やり肉棒を口に突っ込まれ、喉の奥まで出し入れさせられる。
っ……くるし…ぃ
「歯たてんなよ」
そういう凪の声は少し苦しそうに聞こえる。
「っ出すぞ!飲み込め!」
「んぐぅ...!...ケホッ...」
大量の精液が放たれ、口からこぼれてしまう。
そんな僕の頬を、凪が勢いよく叩いた。
「っ...ガハッ...ゴホっゴホっ...」
叩かれた反動で床に倒れ、大きく咳き込む僕を、凪は見下すように見た。
「体売ってんのにこんな量も飲み込めねぇのか」
その言葉を聞いた瞬間、ぱっと凪を見た。
多分自分の顔は青いだろう。
背筋がゾクッとした。
「...なんで、知って...」
「友達がお前のこと、ホテルでみたって聞いたんだよ、それに、色んな男とな。勝手なことすんじゃねぇよ」
そういう凪の声は低く、とても怒っていることがすぐ分かった。
「っ...ごめん...なさい...」
「もうすんじゃねぇぞ、SEXすんのは俺だけだ。いいな」
「...っでも!」
反論しようと凪を見ると、つい口を噤んでしまう。
そこには、飼い犬が言うことを聞かなかったかのように、不機嫌で冷たい目をした凪がいた。
「誰のおかげで借金のことなかったことにしてやってると思ってんだ。
いいから俺の言うことだけ聞いてればいいんだよ。」
「……分かりました、ごめんなさい……」
俯きながら謝ると、凪は満足そうに微笑んだ。
「あぁ、やっぱり従順じゃないとな、」
そう言いながら凪は僕の下半身に手を伸ばす。
これから行われるのはもう察しがついている。
僕は凪にされるがままに身を委ねた。
いつもそうだ。
凪は独占欲が強い。
手に取ったものは、自分の目の届く距離に置かなければ気が済まない。
辛い。
せっかく、父から逃げてきたのに。
またこんな思いをしなければならない。
でも、しょうがないのかな。
自分の母を、殺したのだから。
僕のせいで、母さんは死んだんだ。
そう、ぼくの...せい...
「っはぁ...はぁ...」
事を終え、彼が帰っていった後、2階の寝室で浅い呼吸を繰り返す。
地獄のような日々が脳裏に焼き付いて、離れない。
まるで、呪いのように。
「はぁ...はぁっ...ヒッ...」
辺りを見回して、本能的にカッターを探す。
「っあった…ハァ、ハッ」
テーブルの引き出しに仕舞ってあったカッターを取り出し、自分の腕に勢いよく切りつける。
「っはぁ…はっ……」
赤黒い血が、次々と垂れていく。
自分の流れる血を見て、少し平常心が芽ばえる。
「......はぁ......はぁ...」
何とか落ち着いた僕は、腕をティッシュで抑えて、痛々しい腕を見た。
何度も切りつけていることが直ぐにわかり、赤黒い腕の切りつけたところを自分の額に押し付ける。
「……つらい、なぁ…」
ふふっと乾いた笑いを零して、目を閉じる。
そこから、1つの雫が頬を伝って流れ落ちた。
ぽすっとベットに身を任せて横たわる。
長袖着れば、隠せるかな...
そんなことを思いながら、僕は深い眠りについた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
2 / 36