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乱れた息をしながら、自分の顔を腕で隠していると、ゆうにぃが僕の腕をぱっと優しく掴んだ。
ビクッと肩を震わせて、「ごめんなさい」とうわ言のように言うと、突然ゆうにぃが僕を抱きしめた。
「っ…………?」
突然の事で理解が追いつかず、ただやられるがままに抱きしめられているとゆうにぃが体を離した。
と、思ったが
「っん……ん!?」
唇にふにっとした感覚があり、間近にゆうにぃの整った顔があった。
その光景を見て、ゆうにぃにキスされているんだと理解した僕は、必死に顔を背けて抵抗する。
しかし、すぐに僕の唇はゆうにぃに捕まってしまい、口の中に舌を入れられた。
「んっはぁ……んん…!」
とろっと蕩けそうなキスをされて、さっきまで乱れていた呼吸が元に戻っていく。
「…んっ…ゆ、にぃ…はぁ」
流石に長くて、トントンとゆうにぃの胸を叩く。
やっと離したゆうにぃの顔は真っ赤で、こっちまで真っ赤になる。
なんでだろう、キスなんて数えられないほどしてきたのに…
ゆうにぃのキスは他の人とは違くて、きゅうと切なく僕の孔が締まったのが分かり、更に真っ赤になった。
「ゆぅに……なにして…」
ハァハァ、と息を整えながら言った。
すると、急にバッと顔を手で隠して「ぁ”〜〜〜〜〜」と唸り始めた。
「ゆう……にぃ?」
「なんで俺、こんなことしたんだ……?」
真っ赤になりながら言うゆうにぃが、少し可愛く見えた。
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