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くず教師1-⑥
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次の授業は出るように指示され教室に戻る。
その一歩手前で宇佐美と会った。
教室から出てきた宇佐美とばっちり目が合う。そうだ、宇佐美の授業だったからサボったのだ。
「織家、サボりはあまりよくないぞ」
出席簿でコンッと軽く頭を叩かれる。
誰のせいでっと言いたいが目にキッと力を入れるだけで留めた。宇佐美を責めたところで状況は変わらない。
「どうした飛翔?」
宇佐美が声を落とし優しく名前を呼ばれると感情がこみ上げそうになる。
「なんでもないです」
そう言って教室に駆け込む。宇佐美はそれ以上何も言ってこなかったから助かった。
授業中、お尻の中のおもちゃは微弱に飛翔の中を這いまわる。
なんとか耐えられるが気持ち悪い動きに、音が漏れていないか心配になる。
体を突っ伏し寝る体勢をとる。進学クラスでもないから教師も寝ている生徒を注意したりはしない。
なんとか授業をやり過ごし、18時までトイレで時間を潰す。
お尻の振動は授業中よりも強く、中を刺激する。慣れない刺激に体を強張らせ耐えるしかなかった。
18時。
部活をしている生徒はまだ校庭のあちこちにいる。
昨日訪れた体育教官室。
職員室とは違い、別棟の一階にあるため宇佐美と会う可能性はほとんどないと思われた。ここで宇佐美と会えばきっと何もかもぶちまけてしまうだろう。そうすればまず、宇佐美との関係は終わる。絶対そんなことになりたくない。我慢すればすぐ済む。
体育教官室の前でいろいろ考えたくなくて勢いで中に入る。
覚悟なんていつまで経っても固まらない。
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