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神崎の纏う雰囲気が一気に変わっている。そして、ベッドの端に座る宮本の正面にしゃがんだ。
「ヘルスの女でも思い出しながらされてろよ。」
「ちょっと待って。そんな事しなくてもいいですよ。」
神崎の肩を掴む。見た目よりも腕が細いように感じた。
「黙ってろ」
先ほど着たばかりのガウンのボタンが外され、布の上から自身を触られた。少しだけ息を飲むと、神崎の目が顔色を伺うように動いた。
布が外され、熱を持ち始めたものが露になる。それを躊躇うことなく根元から先までゆっくりと舌で撫でられた。さらに、緩い手淫を続けながら、側面や袋まで舌で施されていく。
されている行為よりも神崎の表情を見て興奮してくる。普段の彼からは想像もつかない卑猥さだ。あの夜はされるがままに扱われている様子しか見ていなかった為、今の様に積極的な姿を初めて見た。神崎自信が何度も言っていた通り、慣れているようだ。まるでアダルトビデオを見ているかのような行為だ。
「・・・ん・・・」
先からパクりと咥えられ、唾液でドロドロになっている。その粘度を借りて上下にしごかれていく。
そこそこ女性にされた経験があるが、流石に男同士なだけあって上手い。金を払ってもこれだけの技術を施される事は運次第だろう。
多少苦しそうになっているのは喉の奥まで咥えているせいだが、彼は嫌がる素振りもなく、むしろ喜んでしているようだった。
「好きなんですか?」
「・・・ん?・・・・うん・・・」
口を離さずに頷いた。そして大きくなった宮本を弄ぶように舌を出して舐め上げた。
「宮本は?・・・気持ちいい?」
「めちゃくちゃ気持ちいいです」
「ならいい。」
再び口淫を始める。
慣れている姿に興奮すると同時になんとも言えない気分になる。一体どういう生活を送ってきたのだろう。それを思うと胸が少し痛んだ。
宮本は神崎の頭に手を乗せ、髪の感触を確めた。この乱れる姿さえ美しいと思う。シャワーで少しだけ湿っている髪がよりいっそう色気を増幅させていた。
「・・・っ・・う・・・ん・・・・」
生々しい水の音が部屋中に広がる。それに興奮して思わず口内を突いてしまう。
「ん"んッ」
「あっ、すいません」
「・・・っは、もっと・・・・・動かしていい」
頭に乗せていた手を捕まれ、後頭部に持っていかれる。そして強く押し当てられた。
「ここ掴んで、思いっきり腰触れよ」
「え、でもそれじゃっ」
「その方が俺もいい。ほら、立てよ」
立つことを促され、渋々それに応じる。
間違いなく神崎が苦しい。それでも笑みを浮かべながらその行為を待ち望んでいる様子だった。
「俺が嘔吐いてもやめるなよ」
それだけ言うと宮本を咥え直し、今度は激しく扱き始めた。
「神ざきっさ・・・・・」
名前を呼ぶと思い切り睨まれた。恐らく早く腰を振れということだろう。仕方なく快楽に任せて腰の抽挿を始めた。
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