アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
18
-
神崎はいきなり襲ってきた衝撃に多少戸惑ったが、すぐに入り口に彼の熱を充てられて、反射的に腰が浮く。
相手のモノを口で慰めるまではいつも通りの展開だった。乱暴にベッドに投げられる事も始めてではない。ただ、二十歳そこそこの彼があんなキスをしてくるとは思わなかった。単なる口づけではない。口の中でセックスをすることを知っている。遠慮のない舌先はすぐに神崎の良いところを見つけ、責めてくる。男との身体の関係も嘘ではなく、本当に経験があるのだろう。
「・・・んっ」
さらに、場所を確認するかのよう指で撫でられた。
後穴に指を入れることに全く躊躇した様子を感じない。それどころか、的確に前立腺までたどり着き、撫でられた。
興奮した様子に若さを感じるが、テクニックはまるで玄人。一体、10も年下の彼はどこでその術を身につけたのか。経験の多さを肌で感じて身震いした。その顔で、その声で、その熱さで他の者を抱いてきたのだと思うとゾクゾクする。
「ふっ・・・うぅっ」
浴室で解してきたためか、少し弄られただけですぐに彼を受け入れられるようになる。
ねだるように、指を締め付け中へと誘い込んだ。
「ほしいですか?」
この状況で、中々にふざけた質問だと思う。彼の性悪な部分をこの一夜で何度も感じる。お互い我慢することが辛い筈なのに、ギリギリのところで駆け引きを持ち出された。
「神崎さん、欲しいって言って。」
「お前、、、性格悪いな。」
睨みながら伝えたその言葉に宮本は笑みを浮かべ、入らない程度に腰の熱を押し当ててくる。
「そうですねぇ。でも、欲しいですよね?」
「あ・・・欲しい・・・」
既に、神崎が動くことで先端が中に入りかけている。
「じゃあ、ゴムするんでちょっと待っててください。」
期待していた熱が離れていき、思わず腰でそれを追う動きをする。余裕な表情を浮かべ準備する彼の顔を睨んだ。早くその熱で犯してほしくて堪らない。大きなそれで最奥を突かれてみたい。
「待ってる時の顔、最高ですね。」
「うるさいっ・・・・あ、ああああぁっ!」
その衝撃はいきなり訪れた。入ったと思った途端、一気に頂上まで上り詰められる。
「はああ、・・・・あ、あ、ああっ!」
最奥を二度程突かれた後、達してしまった。
それに構うことなく、宮本はさらに奥へと侵入しようとする。
「・・・いっちゃいました?」
わずかに宮本の声が震える。興奮していることが伝わり、それにさえ反応して痙攣している内壁が伸縮した。いきなり与えられた快感に身体がついて行かず、小刻みにふるえながら戸惑っている。
「動きますね。」
文句一つ言う隙さえ与えてくれない。言葉を発しようとしても出てくるのは喘ぎ声のみで、身体は自分自身のもので無くなってしまったかのようだ。
「あ・・・んん・・・」
決して激しく突かれている訳ではない。一定のリズムを刻み、前立腺を掠めながら動いている。その動きが神崎を更なる高みへと導いていく。
「気持ちいいですか?」
気持ちいい。
首筋を這う舌の感触が気持ちいい。
太腿の裏に添えられた手の熱も気持ちいい。
枕を握り締めていた手を宮本に取られ、彼の首に捕まるよう誘導される。神崎はあまり力を入れられない腕を誘われるまま動かした。
「んんっ・・・・ぅんっ・・・」
優しい口づけが降ってくる。腰の動きはそれに反して激しくなり、息が苦しい。それでも両側から与えられる刺激が気持ちがいい。
身体が溶けていく感覚に身を委ね、彼に縋り付いた。
「神崎さん、綺麗ですよね。」
強すぎる快感の渦に巻き込まれ、何を言われたのか今一理解できない。
もっと奥に、もっと強く、もっと気持ちよくなりたい。恐らく、相手も同じ事を考えているようで、速い動きになってくる。
「あ、あ、あ・・・・もっと・・・」
腕に力を込めて、より彼を近づけてねだる。
それに答えるように更に奥を突かれ、互いに快感の絶頂まで登り詰めた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
18 / 20