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葛藤
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「……ん…ふぁぁ…ぁ…
んぁ、煉、起きてたの。」
「ん、おはよ。
ってもう昼だけどね。」
俺が目を覚ますと煉はすでに起きていて、
いじっていたスマホから視線を移し、
俺の方を向いてふわっと微笑んだ。
こういう日常って、ほんと幸せだ。
これからもこうして過ごしていけたらいいな…。
「…ん……健!」
「おぁ、あ?な、なに?」
しみじみそんなことを考えていると
煉がちょっとむくれてこちらを向いている。
「もぅ。何回も呼んでるのに。」
「ごめんごめん。で、なに?」
「だからー、お昼どうする?
作ろうか?それともどっか食べに行く??」
煉の作ったごはん、食べたいな。
でも昨日ちょっと無理させたし…。
「あー、じゃあ食いに行くか。
…昨日激しかったし、腰つらいだろ?」
耳元で呟くと、煉は耳まで真っ赤にしながら
「もうっ!」と言ってまたむくれた。
ほんと、かわいーな。
俺の恋人は。
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