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「行ってきまーす」
ガチャ……………
「おはよ、健」
朝、ドアを開けると玄関先に煉が立っていた。
「お、おぅ……はよ。」
クッソ……ハズい!!!///
それから学校までの道のり、
意識しすぎて気づいたら教室だった。
「じゃあ健、またね」
「おう、またな」
わざわざ教室まで送ってくんなくていいのに…
「朝からラブラブだなお前らは」
「……咲夜、重い。」
煉とわかれたあと
俺の頭の上にのしかかって来たコイツは
神谷 咲夜(カミヤ サクヤ)
中学からのダチだ。
もちろん俺らの関係も理解してくれている。
「本当、煉も報われてよかったな」
「なんでお前は気づいてたんだよ。」
「見てりゃ分かるしw
そーいや、今日、転校生来るらしいぜ?」
転校生……?
「あっそ。」
はっきり言って興味ない。
「女らしい。美人だといーなー…」
こいつ…惚れたら一途なのに
普段はチャラいから勿体無い。
転校生についてブツブツ呟いている
咲夜を放っておいて席についた。
転校生なんてどーでもいいし。
いや、どうでも良かったんだ。
その時までは。
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