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煉said
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健のクラスに来た転校生は
上島さんだったらしい。
俺と健の仲を裂こうとした人。
健の、初カノの人。
「煉くんっ」
健の教室に行くと
上島さんが俺を呼んだ。
え………?
何?
俺またなんかしちゃった?
また健といたから?
またあんなことされるの?
とりあえず健に心配をかけたくなくて
笑顔を作り、
久しぶりだね、と返すと
上島さんは意外な言葉を発した。
「煉くん…私、ずっと謝りたかったの
煉くんにあんなことしちゃって
ずっと後悔してた。
もぅ…あんなことは、
絶対にしないから…」
え……謝られた……?
驚いて動けないでいると
「でも、あんまり健くんと仲良いと、
今度は違う方法で何かしちゃうかも♪」
上島さんが近づいてきて
俺の耳元でボソッと呟いた。
健の方を見ても何も気づいて無いようで
心配させたくもないから
じゃあね、と言って教室に戻った。
もぅ……
あんな思いしたくないよ……
健…俺はどうしたら良いの…?
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