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ダメだ............
やっぱ気になる。
あのあと、悠介の弟と遭遇...いや、
煉を待ち伏せしてたんだが。
そいつと少し話してたら
悠介がやってきたのでそれぞれ帰ってきた。
そして、その帰る際、
やはり悠介は少し顔を歪めて、
少し無理に笑っていた気がした。
もぅ無理だ。
煉に聞こう。
…………………
『もしもし?』
「あ、煉?起きてた?」
『まだ9時だし起きてるよw』
「あのさ、俺、気になったんだけど...」
『なに?』
「悠介さ、弟くんのこと話したり、
一緒にいたりする時、なんか苦しそうってか、
笑ってても笑ってないって言うか...
なんか、無理してる気がするんだよ。」
『悠介が?洸介くんといるとき?』
ん?コウスケ?弟くんはコウスケって言うのか...
なーんかどっかで聞いたような...
どこだっけ?
って、今はそんなことは重要でなくて。
「んで、しかもそのコウスケくん?が言うには、
コウスケくんは誰かに煉とのキスを
見られたかったわけじゃん?」
『うん、まぁそうだねぇ...
......あ、もしかして......』
「煉も気づいた?!」
『うん...それってさ......』
「そうなんだよ!!
多分2人は......
煉を取り合ってるんだな!!
兄弟同士で!!」
『............』
あれ?
「もしもし?煉?
...?おーい?」
『あぁ、ごめん。』
「どした?」
『いや、健の馬鹿さ加減というか
鈍感さがもぅなんか辛くなってきて...』
「え、俺めっちゃ当たってたくね?」
『多分違うと思うよ。うん。』
「えー?じゃあなんだってんだよ~
煉はなんだと思ったんだよ~」
『人の気持ちのことだから、
簡単には言えないよ。
じゃ、健の鈍さに疲れたから、寝るね
おやすみ~♪』
「え、ちょっおい!煉!れーん!」
切れてるし.........
なにが外れなんだ?
まぁ、あの双子が煉を取り合おうが、
俺はぜってーに、渡さねぇけどな。
てか、コウスケだよコウスケ。
なんか聞いたんだよな.........
えっと.........
「あ。」
まさか...
洸介.........?
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