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ドタドタ.........
バン!!
「兄貴!!」
「え、健?どしたの、慌てて?
てか、階段かけ降りたり
ドア勢い良くあけたらダメでしょ!」
「あ、あぁ、ごめん......
っじゃなくて!!」
ハッ......!
今ここで俺が洸介の名を出してどうなる?
今、兄貴は俺のことを好きだっていってくれた。
兄貴は周りが恐くて恋愛ができなくて...
でも俺を好きになってくれて...
ん?ダメだ。頭が混乱してきた...
いや、でも余計なお世話かも知んねぇけど
俺は兄貴に洸介と会って、ちゃんと話して欲しい。
兄貴の中のわだかまりを無くしてやりたい。
きっとまだなにか抱えてる筈なんだ。
俺だって...
煉とそんな事になったら、もっかい会って話したい。
「健...?」
「あのさ、この前話してくれたじゃん。
洸介って人とのこと。」
「うん...?」
「そいつ、もしかしたら...
俺の友達の弟かも知んない...」
「.........え...?」
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