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「おっ、きたきた。
悠介ー!こっちー!」
健が2人に向かって手を振る。
隣のやつは悠介ってのか…
それにしても、似てんな…
まぁ、好きだったやつと
見間違えるほど馬鹿ではないが。
「よっ、悠介。
来てくれてありがとなっ」
あ、そっちは…
「……どちら様でしょうか。」
「へ?」
「真田、俺はこっちだ。」
「マジか!!そりゃ失礼w
ほんと似てんだな!!」
「洸介、こいつ、真田健。
俺の学校のやつな。」
「よろしくなっ!洸介!!
ほら兄貴、挨拶!!」
俺は目深にかぶっていた帽子を脱ぎ、
おそるおそる顔をあげた。
「……っ!!」
目を見開き、
驚いた表情で俺を見つめる洸介。
「真田…優…って、覚えてる…かな…?」
頑張って笑ったつもりだったけど
笑えてはいなかっただろう。
健が不安そうな顔で見つめてきたから。
「ゆ………う…………?」
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