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*洸介said
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悠介が、
俺に会いたいと言っている人がいる。
突然、そう言ってきた。
「俺に…会いたい……?」
「あぁ。」
聞けば、その人と俺は以前、
知り合いだったらしく、
会えばわかるだろうと言われた。
心当たりはないし、
少し不安や疑心もあった。
そして迎えた約束の日。
約束した場所で男2人が待っていた。
1人が悠介に気付き、手を振っている。
なかなか整った顔だ。
もう1人は帽子を目深にかぶっていて
顔は確認できない。
そして、近づいていくと、
手を振っていた男が、俺に話しかけてきた。
だ、だれこれ?!
なんなんだ?!
俺に会いたいと言ってきたのは
コイツなのか?
でも、以前の知り合いだって…
「..............どちら様でしょうか。」
「おい真田、俺はこっちだ。」
俺が戸惑っていると横から声がした。
なんだ、悠介と間違えたのか。
ビビった…
そして、悠介が俺を紹介し、
健と呼ばれる男に挨拶をしたあと、
健が横にいた男に声をかけた。
「ほら兄貴、挨拶!!」
そして、帽子の男が帽子を脱ぎ、
顔が見えた。
「…ゆ……う…………?」
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