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双子
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兄貴や洸介と別れて、
俺らはファミレスに入り、
俺が昼飯を食べてなくて
腹が減ったので遅めの昼飯がてら話をしていた。
「なぁ、真田。
...お前はどう思う?」
「ん?なにが?」
「洸介と、その…お前の兄貴。」
悠介がブラックコーヒーを片手に
窓の方を眺めながら俺に問いかけた。
「どう思うって...どうだよw」
「いや、だからさ、洸介はまだ……
お前の兄貴のことを好き……
だと思うか?」
「思わんな。」
「なんでそんなに断言できるんだよ。」
「だって、洸介は煉のことが好きなんだろ?
だからキスしたりして、
同じように煉のことを好きなお前に
見せつけたかったんだろ?
でも、俺に見られたから、
俺が悠介と洸介を見間違えて、
めんどくせぇことになったんだよ。」
「なるほど……
…てか、俺もう、
煉のこと好きじゃない…ってゆーか
最初から好きじゃないしね。」
「……は?」
今コイツ、なんつった?
「最初から、
煉のことを好きじゃなかった...?」
「あぁ、そう言っている」
嘘だろ...
じゃあ俺らは、
しなくてもいい嫉妬して、
しなくてもいい喧嘩して、
しなくてもいい心配をしてたのか...?
「お前のせいで
俺らは振り回されてたのか……」
「まぁ、申し訳ないが
そういうことになるな。」
「は……お前なぁ...
まぁでも、そのおかげで俺らの仲が
深まったのも事実だ。
ま、感謝しとくよ」
「お前は、ほんとに煉のことが
好きなんだな」
「うるさい!!////
ほら、もぅ出るぞ!!」
なんなんだこいつは///
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