アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
*08
-
おじさんの穂乃果ちゃんを呼ぶ声にはっとして
俺らはリビングのドアの方に目を向けた。
「穂乃果…いつから聞いてたの?」
煉はばつが悪そうにたずねた。
「おじさんが帰ってきてからよ」
聞かれてたのか……
「じゃあ、話の流れは分かったろ?
そういう事だから…」
「そもそも、2人が付き合ってるのなんて
とっくに気づいてたけどね。」
……は?
穂乃果ちゃんは煉の言葉を遮るように
なに食わぬ顔で言い切った。
「え、穂乃果ちゃん、どういう……」
やべ、頭がついてかねー…w
「いやいやいや、見てればわかるでしょ!w
お兄ちゃん、なんかフワフワってか
まぁ、とにかく浮かれてるし
健くんも健くんでなんか落ち着かないし
なんとなくね、雰囲気で分かるのよ、女子って」
そのあと、
あーあ、健くん私が狙ってたのにー
なんてことを付け加えながら
小6とは思えない推察力と思考回路に驚かされた。
今時の小6……こえー……w
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
143 / 180