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るぅとside
昨日はころちゃんの誘い断っちゃったし今日は一緒に帰ろうかな
あっ最近できたゲームセンターに行こうかな
なんて考えながら教室のドアを開けると
僕の机の上に1本の花が入った花瓶が置かれていた
る「え?」
その日から僕はみんなから無視されるようになった
誰かが目立った行動をするわけでもなく
自然とその流れが出来ていた
日に日にエスカレートしていく僕へのイジメ
物を隠されたり捨てられたり破かれていたり
正直もう苦痛でしかなかった
でもそんな中ころちゃんだけは僕の味方になってくれた
こ「大丈夫?るぅとくん」
る「大丈夫ですよw僕こんなのに負けるような弱い人に見えますか?w」
こ「いいやw」
もう僕にはころちゃんしか居ない
ころんside
上手いように思う通りになっていくるぅとくんに僕はもう抜け出せなくなってしまった
こ「大丈夫だよるぅちゃん。僕がいる」
そう言ってそっとるぅとくんの手の甲にキスをした
──────────
るぅとside
気づいたらクラスのみんなからいじめられるようになっていた
でも僕は我慢している
所々切られている僕の制服
誰が見てもいじめられているって分かるんだろうな
なんて思っていると急に頬に痛みを感じた
そう殴られたんだ
る「え、」
僕を殴ったであろう方をみるとナイフを持っているクラスメイトがいた
男1「お前いい加減うぜぇんだよ!死ね!」
そう言って僕めがけて走ってきた
教室に響きわたる悲鳴
僕が最後に見たのは教室の窓の先にある青空だった
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