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ころんside
不意に告げられた好きな人からの報告
分かってたけどショックだった
やっぱり僕じゃダメなんだって思い知らされたみたいで
みんなが次々帰るなか僕は動けないでいた
家に帰ればひとり
そんな思いが頭をよぎり誰かと一緒にいたいと思った
そんな俺に莉犬くんは優しくしてくれた
莉犬くんの優しさを利用するなんてことしたくなかった
でもそんなのを考えられるほど僕には余裕がなくて「抱かせて」そう言ってしまった
断られると思っていたらまさかの返事は許可をしたものだった
そこから寂しくなる度に莉犬くんと体を重ねた
莉犬くんは文句を言うこともなく
むしろ逆に「ころちゃんがいい」そう言ってくれた
そして俺たちは今もまだセフレの関係を続けている
セフレと割り切っていても独占欲は沸くものなんだと知った
何度も莉犬くんの首にキスマークをつけ、モヤモヤを消す
それが嫉妬だと言うこと
そして自分の気持ちに気づくのはもう少し後のお話し
終
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