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11ページ目ー微笑みー
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「…ぶふっ!そんなわけねーだろ!何年間一緒にいたんだよ笑笑コイツらは訳あって俺らの組で面倒見てるんだよ、ばーか」
琉煌さんまで吹き出して笑ってしまったのを見て僕もつられて吹き出して笑ってしまった。
それを見て琉煌さんと凛也さんは僕の方を見てポカーンとしていた。
笑っちゃダメだったのかなあ…
手で口を押え、2人の顔を交互に見る。
「…陽〜!笑った顔も可愛いなあ〜♡♡」
琉煌さんが頬ずりしてきた。びっくりして固まっていると
「琉煌ずり〜!俺も陽くん抱っこしたい!!」
凛也さんまで混ざってきた。
このわちゃわちゃ感が久しぶりだったので心がポカポカしているのがわかった。
そして僕は、2人のやり取りを見てなぜか無意識に微笑んだ。
こんなに楽しいことが初めてだったのですごく不思議な気持ちだった。
しばらく話したあと、会計で呼ばれたので2人は別れた。また後で会う約束をして。
僕はそのあいだずっと琉煌さんの腕の中にいた。最初は起きていたが、琉煌さんの腕の中が心地よくて寝てしまった。だから凛也さんに挨拶できなかった。
しょぼーんとしているとそれに気づいた琉煌さんがまたあえることを僕に伝えてくれたのだ。
何故かわからないがとても嬉しかった。
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