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その歪みはなんでしょう
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俺は大きな快楽に身をつつみながら涙を溜めた目で翔吾の方を見た。翔吾は美しい顔を赤く染めて、苦しそうな表情を浮かべながら激しくペニスを打ちつけていた。時々俺の名前を呼びながら今にも泣きそうな、切ない表情を浮かべて。見てていたたまれない気持ちになった俺は、必死にピストンを繰り返す翔吾の首に腕を回して、更に足を翔吾の身体に絡めてギュッと抱きしめた。翔吾の顔が近くなり、翔吾の熱い吐息がはっきり聞こえてくる。
「悠ちゃん…悠ちゃんっ…!」
翔吾は俺にキスをして、やや乱暴に舌を絡めてきた。俺もそれに答えるために必死に舌を絡める。息が苦しくて、酸素が上手く回らない。
中に出してくれと言わんばかりに先程よりも力を込めて足を絡める。俺の尻と翔吾の股がぶつかりパチュンパチュンと激しい音を立てる。俺たちは必死にキスをした。歯がぶつかることなど気にせずに。
「あっふぅ…!んあっ、はっ…んッ!」
「んっ…!」
翔吾が俺のアナルの最奥にペニスを打ち付けて、その瞬間、中のペニスがドクンドクンと脈を打ちながら熱い精液を俺の中で吐き出しているのを感じた。翔吾の射精と同時に俺も大きく痙攣してイってしまった。
俺はハァハァと肩で息をして、体力の限界でベッドに倒れ込んだ。翔吾も息を荒らげながらゆっくりと俺のアナルからペニスを抜いた。視線をやると、抜く時に透明な糸を引いて出てきたペニスが先程俺の中を激しく刺激していたものだと実感して少し興奮した。ペニスを抜かれた穴からダラダラと翔吾の熱い精液が溢れて零れてきているのを感じた。翔吾は机の上にあったペットボトルに手を伸ばして、水を勢いよく喉に流し込んだ。翔吾が水を飲み込む度に喉仏が動いて、それがなんだかエロくて、俺はゴクリと唾を飲んだ。俺が翔吾を見ていることに気づき、水を差し出してきた。
「飲む?」
と汗を拭いながら尋ねてきた翔吾はとても優しくて、昨日までの行動とは真逆のもので、俺は少したじろいだ。無言で受け取り、俺は飲みかけのペットボトルに口をつけた。
「俺、風呂入るけど、悠ちゃんはどうする?」
身体は汗と精液まみれでベタベタになっていた。不快感が大きかった。
「…入る」
そう少し低い声で言って、俺は残りわずかの体力を振り絞ってベッドから立ち上がろうとした。しかし思ったよりも疲れていたらしく、俺は立ち上がった瞬間よろめいて、転びそうになった。翔吾はそんな俺を抱き抱えて、大丈夫?と優しい声音で問いかけてきた。
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