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強情ったのは僕だ
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独特な臭いと、苦味を含む味。
口腔内から、身体中へとぶわりとした熱が駆け巡る。
「んふぅ…………」
堪らない感覚に、鼻から甘えた吐息が漏れる。
「おぉ、積極的だな」
「……嫌?」
右頬裏に先端を擦り付けながら、咥えたままに見上げた佐久の顔は、獣臭が漂っていた。
「ぜんっぜん。熱くてねっとりして、サイコー……」
耳裏を擽るように滑る指先に、こそばゆさを感じ、首を竦めた。
ごりっとした感触が、尻を押す。
「オレも仲間に入れてよー」
僕の腰に抱きついてきた常野が、着衣のままに腰を振るっていた。
何枚もの布に阻まれる感覚が、焦れったい。
僕は自分のベルトを外し、下着ごとスラックスを摺り下げた。
佐久のペニスを咥え込んだままに、強情るような瞳で、常野に視線を流す。
にたりと笑んだ常野は、指先をぐにゅりと挿し入れ、ぐるりと襞を撫で上げた。
「んん………」
「とろっとろじゃん」
ずるりと引き出された指には、とろりとした粘液が纏わり、ぐちゅりと音を立てた。
「奥までぐっしょぐしょ。期待しまくって、準備万端だな。…コレ、欲しい?」
ペニスの先端をひくひくと蠢く孔に擦り付けながら、常野は、嫌みに問うてくる。
「ん、……欲ひぃ」
目尻を赤く染め上げながら、潤む瞳で強情る僕。
常野の喉仏が、飲み込む唾に、ごくりと動く。
「アフター持ってんでしょ? 生でいいよな?」
言い終わらないうちに、常野のペニスが、ぐにゅりと肉襞を掻き分けた。
「んっ………ふ、ぁあ………」
押し開かれる身体に、じりじりと焼かれるような快感が身体を炙る。
ぞわりと這い上がる感触に、思わず咥えていたペニスが口からずるりと零れ落ちた。
「こらこら。こっちも頑張ってくれないと。強情ったのお前だろ?」
両頬を片手で捕まれ、ぐっと顔を上げさせられた。
カウパーと唾液の混じる粘液が、唇の端から滴り落ちる。
閉じきれない唇の隙間に、再びペニスを捩じ込まれた。
「…っぐ、ぅ………」
つっと流れ落ちる涙に佐久は、ぶるりと身体を震わせる。
「はぁ………、お前の泣き顔、堪んねぇわ」
親指で荒く拭われた涙に、縋るような瞳を向ける。
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