アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
お隣さん
-
「じゃあ、行ってくる。」
「行ってらっしゃい!お兄ちゃん!」
私は兄と2人でこの家に暮らしている。
理由は、お互いの仕事先や大学が実家から遠かったこと。
一人暮らしをするほど経済的に余裕が無いからだ。
毎朝、7時には家を出る兄に朝ごはんを作り、弁当を作り、8時に家を出れるように準備をする
8時まで時間が余った日は、
趣味で植えている庭の花にお水をやる。
兄と暮らしてそろそろ半年が経つけど、
特に喧嘩もなく幸せな毎日だった
「はじめまして、今日から隣に住むことになったものです」
突然後ろから声がした
目が合うよりも先に胸が騒ぎ出す。
「は、はじめまして…」
この時、私は恋をししたんだ。
名前も知らない彼に。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
1 / 16