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(この時間からやるのかな)
まだ夕飯すら食べていない。
そう思っていると、ドアが開いた。
和樹さんの手には見覚えのあるものが握られていた。
「そ…れ……」
「これつけてコンビニ行ってきてよ」
絶句する。握られていたものはエネマグラだった。
「い、嫌です」
「拒否権ないから」
そういってベットに押し倒すと、下を脱がして指を入れた。
「ッ……」
適当にほぐされ、エネマグラを入れられた。
「うぅッ……なんで怒ってるの……」
再び下を履かされるが、エネマグラがズボンに押されて前立腺を圧迫される。
「ひぁっ……」
一回中が締まると刺激され続ける。
「ぁぅっ、歩けな、ぃ、」
膝をつこうとしても立たされる。
「なに?縄で拘束してイけない振動で放置してもいいんだよ?」
言葉につまり、生まれたての小鹿のように足が震える。
なんとか玄関まで歩き、買ってくるものを聞く。
「コンドーム買ってきて」
そう言い渡され、聞き返す間もなく玄関から閉め出された。
歩いて5分ほどのところにあるが、出きるだけ刺激しないように歩いても中が締まってしまう。
なんとかコンビニに着くが、コンドームは下の方にあった。
(なん…で……)
しゃがんだら絶対に前立腺を抉られてしまう。
ゆっくりとしゃがみ、コンドームを手に取って立ち上がろうとした時、油断して前立腺を抉られてしまった。
「ッ"~~~////」
座り込み、声が出ないように両手で口を塞ぐ。
中でイったことで強く刺激され続けている。
この姿が買い物客や店員に見られているのかと思うと、恥ずかしさで泣きそうになった。
(うぅ……なんで…立てない……どうしよう、どうしよう)
耐えきれず、嗚咽を堪えて泣いていると、後ろから聞きなれた声がした。
「…はぁ……なにしてんの」
後ろを振り向くと何故か和樹さんが立っていた。
「なんッ、…れ…?」
横抱きに抱きかかえると、イった事でシミのついたズボンが見えないように上着をかけてくれた。
帰っている間、ずっと和樹さんにしがみついていた。
家に着き、エネマグラを外してもらう。
「……あの男の声誰」
低い声で問われる。
「……今はまだ混乱すると思うから…言えない…です…」
「………」
「浮気とかじゃないです!彼氏の家に連れ込むとかそんなことしないですし……」
鋭く睨まれ、慌てて弁解する。
「で、でも浮気なんてしてないですよ!?俺は和樹さんしかいないし、和樹さんしか信用しないし……っ!だ、だから…その……」
なんとか信用してもらおうとする一心で言葉がまとまらない。
どうすればいいか分からなくて和樹さんに抱きつく。
「その……和樹さんの側に居るだけで心臓がうるさいくらい鳴る……から…」
和樹さんの手を取って自分の胸に当てる。
心臓が爆発しそうだ。
「……別に信用してない訳じゃないけど…なんかもやもやした」
(……ん?)
それはやきもちでは?と思うが、言ったら怒られそうだ。
「……ショウにですか?」
「……ん」
少し顔が赤いのが分かる。
「あの子まだ13歳ですよ?」
「十分お年頃じゃん」
「見た目よりも中身の成長はまだまだなんです。それに………あの子にはあの人が居るから大丈夫ですよ」
「あの人……声の人?」
「多分俺がショウを取ったら……殺される…」
ぶるっと身震いする。
「…まだもやもやするからキスしてくれたら許す」
目を閉じて待機している和樹さんを見て心がふわふわとした。
(俺愛されてるなぁ…)
そんなことを思いながら軽く口づけすると、満足そうに目を開けた。
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