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『買い物』
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「んー……」
何かこそばゆい感じがして
めが覚めた。
「あ、起きた?」
俺の上に跨がり
俺の服の中に手をつっこみ
もそもそしている緋色がいた。
「うん。で?」
「中々起きないから、
ちょっといたずらしようと思って。」
「寝込みを襲うないい大人が。」
「ほら、俺も男だからさ。可愛い子が自分のベッドにいるとねえ?」
いやねぇじゃないし、
でもって、
「そろそろ服の中で手動かすのやめようか。」
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「おはよーす」
今日は土曜日だ。
なので
「刹ー
買い物!いかねー?」
なんで刹かって?
白葉と緋色はバイトと仕事、
式は俺の買い物だと
「うん似合う」しか言わないので
参考にならないで、
残った刹は辛口だし
センスもいいから買い物するにはもってこい。
「いいけど目的は?」
「服ー」
「うわ。1日潰れる。」
とかなんとかいいつつも
いつも俺の買い物に付き合う
かわいいやつだ。
「んじゃ早くいこーぜ」
「補血剤、ちゃんと飲んでね。」
「んー…」
最近刹までもが心配性になってる。
ちゃんと飲むから大丈夫だっての。
はあ、とため息をついて
支度にかかる刹を
横目に俺は補血剤を
飲み干した。
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