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『微睡みの中で』
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「ん………」
浴槽から上がりタイルに座る緋色の顔に
尻を突き出すようななんとも屈辱的な格好をしているのを
気にもとめないほど俺は快感に埋もれてた。
もう何度目だろう。
吐き出すものはすでに全て出している、はずなのに。
「ん、あぁっ………」
まだイける。
「薄くなってきたね。」
ぺろりと指についた俺の色素の薄い精液を舐める緋色はとても妖艶で。
「は、ハァッ……も、たりな……緋色……」
俺の体は緋色のそれを求めていた。
奥が、疼く―――
羞恥はなかった。
迷わず俺は体を反転させ
緋色の 十分に大きくなってるそれを
自らゆっくり穴へと挿入させた。
「んっ」
「っ………つ 雨。我慢出来なくなったのか?おねだりしてくるまでお預けだったけど。」
緋色の少し筋肉のついた腹に両手をつき、ゆっくりと腰を動かす。
「ふっ、あっ、あ……んっ」
クチュックチュッ
粘着質な音が結合部から聞こえる。
深いところを突きたいが
すぐに、いってしまいそうなので
わざと浅く。緋色を焦らしてみた。
「あぁ、これはこれで」
緋色が片手を俺の腰に添えると
ニヤリと笑った。
「とても良い眺めだ、ねっ」
「いぁ”っ」
グチュンといきなり奥深くまで穿たれ内蔵が押しやられる程の重量感を下腹部に感じた。
ズンッズンと深くを突かれ俺の
体は激しく痙攣しイった。
もはや意識は朦朧としてた。
朦朧とした意識の中で
「……つ」
更に激しく揺さぶられ
ドロリと温かいものを感じたところで完全に意識を手放していた。
―――――――――――――――
「遅い………」
「遅いね。」
浴室で何が起こってるか
だいたいわかっている
二人がリビングでただひたすら
待っていた。
やっと蟠りなくなり
元通りになった二人を。
「どれだけヤるつもりなんだよ緋色兄さん…!てか浴室でとかやめてくれよ!!」
「今は、許してあげよう…よ」
珍しく式が他人を宥める姿がそこにはあった。
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