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ポジティブという名のネガティブ8
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「ごちそうさまでした」
「はいよ」
全部食べていいと言われたので本当に全部食べてやった。
あーんまでさせられたんだから当然の権利だろう。
洗い物はりんたろーさんがしてくれて、その間にお風呂が沸いた合図が鳴る。
「かねち、風呂行くぞ」
洗い物を終えたであろうりんたろーさんが、キッチンから俺を呼ぶ。
何ドキドキしてんだろ。
りんたろーさんの裸なんて見慣れてるのにな。
でも恋人になってからは見るの初めてなわけだし。
数時間前に付き合いだしたんだから当たり前だけど。
「はーい」
とりあえず返事をして、りんたろーさんが先にお風呂場へ行ったことを確認し深呼吸をする。
お風呂でされるかもしれないと思うと妙に緊張する。
でも本当に童貞ではない。
人数は多くないが、濃厚な3だ。
でも俺が受け入れる側だと思うし、受け入れる側は初めてなんだから緊張してもおかしくない。
よし、大丈夫。
初めては痛いらしいけど、多少の痛みなら平気だと思う。
苦手な痛みじゃないことを祈ろう。
いや、祈るって誰にだよ!
りんたろーさんに心の中で祈っておくしかねぇ。
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