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17時にきっちり雑務を終わらせ、学校を出た俺はスーパーでミルフィーユ煮の材料を買ってきた。
レシピを開いたスマホの画面を料理しながらでも見えやすいところに立てかけて準備完了。
「よし、白菜に豚肉にあとコンソメも買ったし、作るぞー!」
豚肉と白菜を交互に鍋に敷き詰めるのに一苦労しながらも、何とか出来上がった。
味も何度も味見して確認したし、見た目も結構綺麗に出来た!
「ーーただいま」
ちょうど出来上がったミルフィーユ煮を皿に盛り付けたところで帰ってきた千秋さん。
「ただいま。何かいい匂いする…」
「あ、千秋さんおかえりなさい」
「え、これ碧が作ったの?」
玄関からすぐ俺のいるキッチンの方にやってきた千秋さんは、皿に盛り付けたミルフィーユ煮をじっーと見ている。
「いつも千秋さんが作ってくれるので、たまには俺も何か作ろうと思って…。一応味見したので不味くはないですよ」
俺はじっーとミルフィーユ煮を見つめている千秋さんに笑みがこぼれる。
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