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この状況はなに?
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なぜだろう。
俺ーー神宮寺レンと聖川真斗の間に、知らない子供が寝ている。
誰この子。どちら様? 迷子?
そんなことを頭の中でぐるぐる回転させていると、聖川が起きる。
「おはよう、神宮寺。どうかしたのか?」
寝ぼけ眼の聖川。
それに、俺は硬直をなんとか溶かして指をその子に向ける。
「その子、知り合い?」
聖川は俺の指を辿り、その子に目を向ける。
そして、俺同様に固まった。
「誰だ、こいつは」
「俺にもわからん」
とりあえず、林檎ちゃんにでも相談するか?
そう思いついたとき、その子供が呻いた。
そして、うっすらと目を開ける。
目をこすり、俺を見た子供。
その瞬間、顔をパァァァと花が咲くかのように笑顔になって、
「おはよう! お母さん!」
抱きついてきた。
「!??????!!!!!!!???!!!!????!???!!!???!?」
俺は混乱している!!!!!
「まさか………………
………………おまえの隠し子か?」
「ンなわけあるかぁああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」
俺は混乱している!!!!!!!
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