アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
2.
-
「久弥、一緒にシャワー浴びよう?」
夕食も終わり2人並んでソファで寛いでいると、本宮は桐島の髪を梳きながら、耳元で囁いた。
桐島が小さく頷くと、本宮が浴室へエスコートしてくれる。
その行為が、なんだか気恥ずかしい。
脱衣場で、お互いに全裸になる。
今から、この男に抱かれる。
そう思って本宮を見上げると胸がドキドキと高鳴り、
『女子高生じゃないんだから、落ち着けよ、オレ!』
と自身に言い聞かせる。
そんな桐島の気持ちを知ってか知らずか、本宮の桐島を洗い上げる手付きは、とてもいやらしい。
その感触に、直接触れられてもいないのに、桐島のモノは緩く反応していた。
泡だらけの身体を、互いに絡め合うと、本宮のモノも緩く頭をもたげていた。
やがて本宮の手が、桐島の尻を掴んだ。
ぐにぐにと揉み込まれ、更なる刺激を期待する。
「んっ…、樹さんっ…」
桐島が本宮に縋りつくと、本宮もそれに答え、深い口付けを交わす。
激しい口付けに息継ぎができず、桐島は頭がくらくらとしてくる。
足に力が入らなくなった時、本宮の泡だらけの指先が桐島の後孔に触れた。
「…ふっ…」
これからの未知の行為への不安に、どうしても身体に力が入る。
“ゆっくりでいいから、一緒に進もう。
で、いつか、久弥が本当に受け入れてもいいと思えたら、最後までしたい”
いつかの言葉が蘇る。
『オレも、樹さんを受け入れたい』
桐島は恐怖をこらえ、本宮の指を受け入れた。
本宮の長く形の良い指が一本だけ桐島の体内に入る。
しかし、本宮はそれ以上指を増やすことはせず、しばらく桐島の浅い部分を堪能すると、指を引き抜き
「ベッドに移動しよう?」
そう囁いて、泡だらけの身体を流した。
「…洗った…り…するんじゃ……ないんで…すか…?」
桐島が恥ずかしさを堪えて疑問を口にすると、本宮は優しく微笑んだ。
「ん? 大丈夫」
が、すぐにからかうような口調でニヤリと笑うと、
「その内慣れたら中まで洗ってあげる。
今日は初めてだし?
ゴム使ってしような~?」
その言葉に顔を真っ赤にした桐島は、本宮の胸を拳で叩いた。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
63 / 249