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デートの日1
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結局僕は明利くんとデートをすることになっていて。
向かう先は水族館……。しっかりデートだ。
どうしよう。隣が公園の水族館と聞いたからお弁当は作ったけど……。
「あ!恋ー!」
「あ!明利くん。おはよう。」
「ごめんっ待った?」
「全然!」
まさか緊張して待ち合わせの一時間前に来たとか言えるわけもない……。
「じゃ行こっか。」
「あ、入園券は……。」
「はいっ。」
そう言って渡されたのはフリーパスだった。
これは
「遊園地も行けるヤツ!い、いくら?僕しっかりお金は持ってて!」
「いーのいーの。俺が誘ったんだし?」
すごく男前だ。今日はなんだかキラキラが倍、いや、4倍増し増しだ。
「あ、急いで!イルカショー始まっちゃう!」
「うっうん!」
すんなりと手を繋がれた。
さらに走る速さが早い。追いつくので精一杯。
深く考える暇もない。
「ここら辺でいいかなぁ。」
「わぁっ!ちかいっっ!」
目の前にはショーのために待機してるイルカさんが何びきもいて時折こっちに来ては少し飛んだりして遊んでくれる。
「可愛いなぁ……。」
すっごく癒される。
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