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山田
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「二階堂さん、ご機嫌っスね!」
「そうですか?」
「普段は無表情だけど、笑顔が増えた気がするっス。」
「毎日幸せだからかな。」
「彼女できたんすか?」
「まぁ、そんなところかな。」
「羨ましいっす!いいなぁ。オレも彼女ほしい〜。」
「山田さんは、好きなタイプはあるんですか?」
「うーん?ぽっちゃりしていて、触り心地がいい子かなぁ。そんで、よく食べる子。」
「なるほど。」
ツバキは当てはまらない。
安心した。
「あ、でも、立花先輩のことは大好きっすね。」
「え?」
「ん?どうしたんすか?」
「いや。なんでもありません。」
「なんでそんなに食い付くんすかぁ?二階堂さんも、先輩のこと、好きなんすかぁ?」
「素敵な人だとは思いますけど。」
「彼女いるのに、浮気っすかぁ?」
「いや、そんなわけじゃなくて…。」
「どんな子なんすか?彼女。美人さんっすか?毎日エッチしてるんすか?」
「あはは。」
「その反応、してるんすね!」
「どうかな。」
「どうなんすかぁ?ノロけてくださいよー。」
「してます。」
「うぉー!羨ましい!」
「ははっ。かなり舞い上がってる…。幸せすぎて。」
「二階堂さん、体力あるっすねぇ。お相手は、断ったりしないんすか?」
「断られたことはないけど。平日は一回で我慢するようにしているし。」
「え?休みは?」
「相手が気を失うまで。」
「はぁ?!絶倫!」
「おさまらなくて。」
「幸せそうでいいなぁ。最近立花先輩も恋人できたみたいで、すげー色っぽいんすよ。同じ男なのにムラッと来る時がある。」
「へぇ…。」
「二階堂さんも先輩のことマッサージしててムラッときたことないんすか?」
「…お客様にそんなこと…ないですよ。」
「なんか、ムチムチっとしてるじゃないすか。あの太もも、なんかエロくないすか?」
「どうでしょうね。」
「もとからきれーな顔してるなぁーって思ってたけど、なんか表情とか仕草?がいいんすよねぇ。どう思います?」
「綺麗ですよね。確かに。」
「ほらぁー。二階堂さんだってエロさを感じてるじゃないすかぁ。」
「エロいとは言ってないでしょ。綺麗とは言いましたけど。」
「あの人、ヒゲとか生えるんすかねぇ。出張のとき、ベロベロに酔ったときに至近距離で顔見たけど、毛穴なかったんすよ?元カノより肌きれいとかすごくないすか?!風呂入ったとき、びびったのは、体毛が薄かったこと!腕とか足とかツルツルだったんすよ!なんなの?!あの人!」
「…ほぉ。」
「ってか、彼女さん、自分よりきれいな彼氏とか辛くないのかなぁ。」
「どうでしょうね。別に立花さんの恋人は、彼の見た目だけが好きな訳では無いのではないでしょうか。」
「そうっすよね。先輩って中身もカッコいいもんなぁ。仕事できるから、デートもスマートなんだろうなぁ。」
「…。」
「どうしたんすか?」
「彼女とどんなデートするのかなって思ってしまいました。」
「ねぇ!気になりますよね!」
「いえ、ほんの少しだけ考えてしまっただけです。」
「尾行!尾行しましょう!」
「は?」
「二階堂さん!一緒に先輩を尾行しましょう!」
「ははは。」
「笑って誤魔化すしぃ。」
「立花さんを困らせちゃダメですよ?」
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