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二人で飲む
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普段、ツバキはあまり酒を飲まない。
こんなに飲むのかと驚いた。
あまり強くないみたいだが、美味しそうに飲む。
いつもよりおしゃべりになり、よく笑う。
クスクスっとお淑やかに笑うツバキもいいが、こうやって声を上げてケラケラ笑うツバキも可愛らしい。
「シンジさん、ごめんなさい。ボク、ちょっぴり酔ってるかもしれません。」
コテンッと頭をオレの肩に乗せて甘えてきた。
「大丈夫か?気分悪くない?」
「とっても楽しいです。落ち着きがなくてごめんなさい。」
「楽しく飲めているならよかった。酔っ払ったツバキも可愛くて好きだよ。」
「うふっ。嬉しい。お酒を飲むシンジさん、かっこいいです。お酒も強いんですね。」
「酒を飲んでも、オレはあまり変わらないかもな。気持ち悪くなったりしないし。」
「…エッチな気分にもならない?」
太ももを撫でてきた。
可愛いお誘い。
酔って頬が赤くなっている。
コレは、頂いちゃってもイイのか?
いや、明日も仕事だろ。
潤んだ瞳で見つめてきた。
唇も艶プルだし。
だぁっ!めちゃくちゃキスしてぇ!
バーのカウンターでキスする訳にもいかない。
ツバキと目が合った。
目をつぶってキス待ち顔だとぉ?!
マスターが目の前にいる。
可愛いキス顔、晒すなっての。
唇を親指で撫でる。
「ツバキ…部屋に戻るまで我慢しろよ。」
「シンジさん…。」
うるうるの瞳で見上げてきた。
可愛いおねだり。
キスして欲しくて堪んないらしい。
「ココでは、ダメ。我慢しろよ。」
「ん〜、ちょっとだけでも、ダメですか?」
「ダメ。」
「あ〜ん。」
舌をチロチロさせて、誘ってくる。
美味そうな舌に食らい付きたい。
オレと目が合ったマスターは、気を遣って、店の奥に入ってくれた。
「少しだけだぞ?」
思わず食らいつくようなキスをしてしまった。
完璧に腰を抜かしてしまったツバキを抱え、会計を済ませて部屋に向かった。
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