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これから
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気がついた時には再び、伊嶋の腕の中にいた。
「嬉しい。すごい嬉しいです。」
さっきよりも抱きしめられている腕に力強さが増す。
オレもそれに応えるように強く抱きしめ返す。
腕の力が少し緩んだので、体を少し離し伊嶋の顔を見上げる。
ふたりは、見つめ合いゆっくりと顔が近づいていく。
今度は、そのまま触れるだけの優しいキスをした。
次第にゆっくりと、深く唇を重ね合う。
さらにキスは激しくなっていき舌を絡め合う。
それはお互いを求め合うような深いキスだった。
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