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お弁当の貸し
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風呂で体を洗い始めた時は痛くて仕様が無かったけど、お湯に浸かるとじわじわと暖かくなって気持ち良かった。
「はぁ...きもちい.....」
バスタオルで体を拭いて、持ってきた綺麗な下着とTシャツを着る。
部屋に戻ると、レイがスマホをいじって待っててくれてた。
「.....」
「んあ、つむぎ風呂出たんー?」
ひょい、とこっちを見るレイがいつもより....その...カッコよくて、なんか腹立つ...
「ん、こんな遅くまでごめん」
ぱっと時計を見ると夜中の1時半だった。
「ん、全然ええでぇ、今日俺つむぎの家泊まるし」
「あ、そうか...は!?」
泊まるとか初耳なんだけど....!!!!
「...っ良いなんて、言ってない...!!」
「えー!!お弁当の貸し返してやあ!!」
「貸しってなんだよ!!」
やだやだと駄々をこねるレイを見下ろす。
「...良いけど.....布団出すから待って...」
今からレイを返すのは流石に...
「その前に手当やろ、ほら」
「あ、そか.....え!?」
レイが声をかけてくれてそっちを見ると、ぽんぽん、と膝を叩いてニマ〜っと笑っていた。
くいっと腕を引っ張られて、そのままぽすん、と膝に治まってしまう。
「傷、痛むやろ。ちょっと待ち」
「っあ...う、ん.....」
耳、こそば...
ポソポソと耳元で話されて恥ずかしい...
「お腹、めくるで」
こくん、と頷くとレイがTシャツを捲った。
蹴られて青黒くなったところにレイが塗り薬を塗ってくれる。
「.....っ、ん...」
痛い...
「ん、前は終わり。次うしろな」
背中や肩にはたくさん噛み跡があって、見るだけであの時されたことを思い出して怖かった。
レイが噛み跡をなぞって薬を塗って行く。
大丈夫...ここにはレイしかいない...
心配してくれたのか、レイがまた頭を撫でてくれた。
レイを近くに感じて安心する。
きもちい...
「はい、お〜わり」
知らない内に背中の手当も終わっていた。
「下、見せてみ」
安心した矢先そう言われ、びくっと肩が揺れる。
お、しり...
「.....風呂でやったから....」
「嘘や、見してみ」
じっと真剣に見つめられて焦る。
「恥ずかしい、から...やだ...っちょ!!ダメ!!」
ごもごもと拒否すると無理やり下着を脱がされた。
「ほら、やっぱし切れとる...痛いやろ...」
「やだって、言ったぁ...」
「このままにしとったらずっと痛いままやで?」
「別にいい...」
「俺があかん」
風呂で自分で掻き出す時も痛くて痛くて仕様がなかった。
上手く出来なくて痛くて、なんとか掻き出したところを見られて恥ずかしくなる。
レイは慎重に塗り薬を塗ってくれた。
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