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ガツン、ドスン
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その日は松永と外に食事に出ていた。
毎日料理を作る松永を休ませてあげたいというのもあるが俺が焼き鳥屋や居酒屋でビール飲みながら飯を食いたいというのもあったりする。
だが松永は居酒屋や焼き鳥屋が苦手だ。
人が多いからなんだが。
仲の良い人間となら食事をするのも問題ないが、知らない人間が近くにいたり、人前で食べるのを恥ずかしく思っているっぽい。
ファミレス位には大学時代行ったことは俺たちとある。
が、吉野家やすき家とかに実は松永は行ったことがない、いや、1回行ったな。
大学が始まる前に吉野家に行ったことがない、と松永が言ったからまだエッチもしていない、お付き合い宣言もしていない頃の話になる。
俺が松永の部屋に無理やり突撃していた頃だ。
連れて行ったことがあるな。
松永は対面式のカウンターで前に人が食べている姿が見えていたのが気になるのか牛丼を半分も食べなかった。
食欲ない、とその時言っていたけど今書いてて気付いた。
恥ずかしかったんだろうな。
バーミヤンやサイザリヤとかも俺たちが連れて行って初めて行ったはずだ。
居酒屋や焼き鳥屋は松永の中でハードルが高いっぽい。
隣との席も近いし、酔っ払い多いしむっちゃ騒がしいし。
「僕の周囲にも騒がしいみんながいたらそんなに苦痛じゃない」
と松永が言うから焼き鳥屋や居酒屋に行く時はどうしてもあいつらの力を借りることになる。
お前らは松永の為に呼んでいるだけだ!!
と心の内では思いながら松永も酒飲めたらなあと思う。
酒飲めたら少しは酔っ払いとか周囲の騒々しさも気にならないんじゃねえかなあ。
素面(しらふ)だからきっついんじゃなかろうか。
「あーん!!松永くーん!!何食べるー!?あーん!!言ってーん?あたしに教えてーん?」
「鳥皮を.....」
「やーん!!そうよねー!!コラーゲン取らないとその美肌ツルツルは作られないものねー!!タレ!?ねえタレぇええ?」
「えーと......別にコラーゲンとか考えたことないんですけど食べたくて。タレで」
「やーん!!タレですって!!タレですって!!あーん、あたしもタレの鳥皮食べたいと思ってたーん!!」
「おい、モリクミ。お前が何に興奮しているのか分からんがニヤつくのやめろ。気持ち悪い」
タレの鳥皮に一体何を妄想したんだ。
松永に迫ってヨダレを垂らさんばかりのニヤケ顔でタレ、鳥皮と連呼するモリクミのでかい顔を手で押さえる。
「おい、こら!!タレっつってんだよ。さっさと店員呼べ!!鳥皮タレ20本持って来いって言え!!」
モリクミは斜め横に座る吉野をメニュー表で思いっきり叩く。
「てめぇが呼べよ!!」
「あの.....僕2本位でいいんですけど」
「やーん!!松永くーん!!あたしも松永くーんと一緒に食べるんですー!!あたしも松永くーんとお揃いで食べるんですー♪やーん!!」
「お前は残りの18本の鳥皮を全部一人で食う気なのか.......」
「僕割り勘やだー........」
「鎌田!!だったらお前もじゃんじゃん頼め!!割り勘に決まってんだろうが!!つくねと豚串、シイタケも!!ってきぃいいいやああああ!!」
こいつ絶対今下ネタを頭ん中に思い付いたな。
シイタケで何故恥ずかしがる。
こいつという変態は。
モリクミもそうだが吉野も俺も結構な量を食う。
あまり食べない松永と鎌やんにとっては割り勘は嫌だろう。
吉野が店員を呼ぶ。
「早く持って来てーん!!やーん!!じゃあないとお腹の子が暴れちゃうー。ここで産んじゃうー!!二人の愛の結晶がー!!」
「それ想像妊娠です」
お腹をさすりながら隣の松永と注文を聞きに来た店員を見ながらモリクミは言う。
松永は冷静に返していた。
冗談のつもりで言っているんだろうが太まし過ぎて妊婦にモリクミが見えてしまうから困る。
真に受けて店員の方はひきつっていた。
鳥皮が来て松永が「頂きます」と手に取る。
松永が食べるのを全員が注目する。
なんか知らんが松永が食べるのを見てしまう。
顔がニヤケて来る。他の連中もそうだ。
かわいくてしょうがない、といった気持ちの目で見てしまう。
「なんでそんなにジロジロ見るんです?」
「松永君が焼き鳥屋で焼き鳥食べるなんて珍しいなーと思ってねー。おいしい?」
「はい。おいしいです。鎌田先輩も1本どうですか?」
「あーん、おいしいのねー!?やーん!!松永くーん、おいしいのねー!?」
「ええ......おいしいですけど.......なんなんですか?」
なんでこいつは高校時代孤立していたのかいまだに分からん。
なんで陰口叩かれたりしよったのか。
こんなに愛らしいのに。食べている姿がいちいちカッコカワイイ(なんかのろけになっとるけどそうだからしょうがない)。
全員の視線にたじろぎながら気持ち悪そうにしている松永を見てニヤニヤしてしまう。
「長野食べりーよ。ビール来た」
松永が店員から2杯目の俺のジョッキを受け取って俺に渡す。
その後酔っ払いつつ松永の運転で家に帰宅した。
「松永ー、松永ー」
「ちゃんと歩いて。ほら、スーツ!!皺になるけん!!」
仕事帰りだったのでお互いに背広を手に持っていたが松永が俺のスーツを取ってハンガーにかけていた。
俺は歩きながら器用に全裸になって行く。
「ちょ......脱ぎ散らかしながら行くな」
俺が脱いで行く靴下やワイシャツや下着を松永は拾い集める。
「っておい!!」
全裸でがばっと抱きつく俺に松永が怒る。
「長野、酔ってるふりしてるだけやろ?ほんとはそこまで酔っ払ってなかろう?」
ばれていやがる。
「松永ー、松永ー」
「もういいって。そんな演技。酔っ払ってるふりして僕が拒んでも分からんふりしてエッチでもしたいんやろう?」
「ばれてた?」
「うん。長野あれ位の量じゃ酔わんし。酔っ払ったらもっとひどいもん」
俺はどんな酔い方をしているんだ。
「なぁ、いいやろう?明日休みやし。今週まだ俺たち1回もしてない」
「そうだっけ?」
「そうって!!覚えとけよ」
「そんなん覚えとらん」
「なぁ、いいやろ?」
「はぁー。うん」
松永を抱き締めてキスしたり顔を舐めたり首筋舐めたりしていた。
「クラクラする」
「クラクラする程ドキドキしてるん?」
「違うよ、お酒。お酒の味と匂いがする」
一緒にシャワーを浴びてベッドルームで二人で全裸で抱き合って舌をからませていた。
松永の中に入る。
「あっ」
突くたびに切なそうに松永が声を漏らす。
背後から責めていたがやっぱり背後からより松永の顔見ながらやるのが楽しいのでこちらを向かせた。
密着度高いから正常位がいい。
突きながらベロチュー出来るしエロイ松永の顔も見られる。
「ほら、松永見てみ?俺の松永ん中入ってぐちゃぐちゃ音立ててるぞー」
ゆっくり抜き差しして松永の顔を持ちあげて俺のナニが入ったり出たりするのを見せる。
「ほら、ちゃんと見ろー」
「変態!!」
おぅ。認めてやる。俺は変態だ。そしてSだ!!
松永が恥ずかしそうにするとさらにエッチ度増すんさ。
強めにガシガシとストロークを早くして責める。
松永がぎゅっと俺に抱きついて来る。
はぁはぁ言う松永の声が俺の耳の横で聞こえる。
「俺いきそう」
「うん!!」
「中出ししていい?」
「.............」
「我慢出来そうにない」
「絶対、ってあ!!」
嫌って言わせる前に腰を早く動かして松永に言わせなかった。
俺酔ってるから聞こえてませーん。なんか言おうとしてたけど聞いてませーん。
早い俺の腰の動きに松永があえいでいる間に「やば、いきそう」という時に松永のをしごく。
松永がイッたのを確認してすぐ俺も中でイった。
ぐったりしている松永に覆いかぶさって頭を撫でる、キスをする。
「嫌って言おうとしてたのに!!」
「俺聞いてねー」
両頬をつねられた。
うぉおおおおおおお!!痛ぇええええええ!!
ダブルか!!ダブルで来おったか!?
「生意気」
「痛ぇえええええ!!」
だがな!!俺のナニはまだお前の中から抜いてねぇんだよ!!
ズドンとまだ半分いきり立っている俺のナニで突き上げる。
「ううっ........」
「松永。このまま2回戦やるか?」
ブンブンと松永が頭を横に振る。
「じゃあごめんなさいは?」
「なんでっ!?」
「イケメン彼氏の大切な頬を片方ならまだしも両方もつねってごめんなさいは?」
「どうして、ってううっ......」
俺のがまた元気になっちゃってぐぐっと松永の中を圧迫してゆっくり腰を動かしていた。
「ご、ごめんなさい.......」
「うんうん。かわいいかわいい。じゃあ褒美にもう1回しよっか」
「うわぁあああああ!!!抜いてよっ!!」
「駄目ぇえええええええ!!」
そのまま2回戦をしたがエッチが終わった後。
「ふざけんなよ、長野」
と言った松永の声と顔がやばかった。
こんな顔もすることあるのかとふざけ過ぎたのを少し反省した。
でもそれでもカッコカワイイんで果敢に抱き締めたらチッと舌打ちされて冷たい目でじっと無言で見つめられた。
「まぁなんだ。すんません........」
「奥にガツンと当たって途中から鈍く痛かった。痛かった!!」
と松永は俺の頭をペシッと叩くとベッドからピョンと飛び出してリビングに向かった。
飲み物でも飲みに行ったんだろう。
慌てて追いかける。
「ごめんってー」
「うるさい!!」
あぁ、俺掘られたことないけん分からんかったけど。
奥に当たると気持ちいいんだろう?とか思ってたけど松永そうでもないらしい。
むっちゃ奥にドスンとか効果音つきそうなデカイ突きを食らわしていた。
今度から気をつけよう。
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