アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
裸執事
-
「なにっ!?」
「待っとったぞ」
週末明日は休みだ。
松永の帰りが遅いのを全裸で待っていた。
玄関開けたら全裸の俺が待機していたのを見て驚いた松永が慌てて玄関を閉める。
「なんしようとって!!誰かに見られるとかそういうこと考えんと!?」
「帰る時間知っとったし」
「それでも誰か僕が連れて来たりしたらどうすんの?」
「別に見られても減るもんじゃねーし。モリクミとかに見られるのは癪やけど」
「ちょどいて!!通れない!!」
松永が俺を押しのけて通ろうとするのを抱きついて捕まえた。
「離せぇえええええええ!!」
「蝶ネクタイ♪蝶ネクタイ♪」
「せんよ(しないよ)!!」
「あー?賭けに負けたやろー?」
「知らない!!」
「こぉら!!逃げるなっ!!」
松永と賭けをした。
まぁ賭けの内容はたいしたことないんだけど俺が八百長したんよね。
でー、松永は負けない自信があったんやろうけど俺と他の協力者のお陰で松永が賭けに負けたわけで。
松永が俺に求めたのは夏のボーナスをまるっと貯金しろ!!ってことだった。
俺が夏のボーナスを散在し始めたことに松永はおかんむりだった。
「長野ぉおおおお!!貯金してよ!!二人で今後の為にお金貯めようって言ったやろ!?結婚式の費用とかマンション借りたり家具揃えるとかで二人共貯金結構使ったんだよ!?分かってるの!?」
「分かっとーって」
「じゃあなんで○十万も一気に降ろしてるのっ!!」
「自分と頑張ってるお前に御褒美を.......」
「ふざけんでっ!!お金の使い方もう少し考えて!!長野!!あんまり言いたくないけど給料貯金に回せてないやろ!?全部使い切ってるんやないん!?どうして?何が起きるか分からんとよ!?お金は大事やろ!?」
「ごめんって.......」
松永は俺との賭けに夏のボーナスの残りを全て貯金に回させる約束。俺は松永に蝶ネクタイを要求した。
賭けをしなくても松永に言われたからそうするつもりだったが俺の金遣いに危機感があるっぽい。お互いの給料は基本は各自で使う。家賃とか光熱費とか食費、消耗品とかは折半で残りはお互いに自由にだが松永からは一緒に住む当初から言われていた。
「お金貯めといて。働けなくなった時に僕たちには後盾になってくれる子供もいない。年金暮らしになった時に僕たちが支給される頃には破綻しているかもしれない。生活出来るだけのお金を今から貯めて」
と。んーな俺たちの年齢の時から心配し過ぎとは思うけど現実的なんだろう。
松永の予想は当たるからなぁ。
松永が賭けに負けたので週末やるつもりだった。
「シャワー浴びて来ぃー」
俺はシャワー浴びていつでも準備万端だった。
「ご飯も食べてないのにエッチするのかっ!!」
「やりながらエッチ休憩の時につまめばいいよ。明日二人共休みやけん一日エッチ出来るやろ?」
「ふざけるなっ!!ご飯すらまともに食べさせてくれないのかっ!!そんなに長く毎週末毎週末!!休みなのに休めないっ!!また小説のネタにする気だろう!!いい加減にして!!」
ばれてやがる。
「マジ怒りやな。分かった俺も食うよ。飯食べてからね。でもお前飯食べて風呂入ったらベッドで寝落ちしてるやろ?寝るなよ?」
「うるさいっ!!なんで僕がそんなことしなきゃいかん!?」
「賭ーけーに負ーけーたーからだぞー」
「むかつく!!」
悔しそうに怒る松永も子供っぽくていいなぁ。
「何にやついてるんっ!?」
ニヤニヤしている俺にさらにキレていたが食事をし始めたら機嫌が直って来た。
機嫌が直るのは俺は分かってた。
腹が減ってる時は松永はイライラすることがある。
小食だけど仕事帰りは仕事で気が張っているからか緊張感を漂わせている。さらに腹が減っていて機嫌が悪かったりする。飯を食べたら直る。結構松永も単純だ。腹が満たされたら俺は性欲を満たしたくなる。松永は睡眠欲を満たしたくなる。
今日は賭けに負けたから俺に付き合ってもらう。
「これ」
「なんっこれ!?」
ネットで買いました。
上半身は裸で蝶ネクタイにさせて下半身は海外のサイトで買ったエロ下着をだな。
どう説明すればいいんだろうなぁ。
ボクサータイプのパンツなんやけど素材がラバーでお尻の部分と太ももの横の部分ががラバーなくてレースアップが施されてるっていう。隠れてるの前だけやんけーっていう下着の機能をあまり果たしていないエロ下着なわけだ。
松永がドンびきしていた。
「蝶ネクタイでこれを履くんだよ」
「蝶ネクタイだけやろ!!こんな変な下着履きたくないっ!!」
「ダメーっ!!賭けに負けたやろーっ!!」
「これは聞いてないっ!!」
拝み倒しと脅しまくりとなだめすかしてなんとか言うことを聞かせる。
「ぬぉおおおお!!これはいいっ!!」
「.............変態」
洗面所から出て来た松永の姿を見てこれはいい買い物をしたと思った。
俺の息子さんがムクムクと元気になる。
「ううっ.......」
松永が俺の息子さんに気付いて目をそらす。
もう見飽きる位見てるやろー?
でも目をそらして恥ずかしがる姿もよし!!
「こっちに来い」
「は?」
「は?じゃないやろー!?はいご主人様やろー!?」
「バカかぁああああ!!」
そこからまた一悶着あったが松永が折れる。
「はいご主人様......ムカツク」
なんでそんな睨むん?
「こらっ!!ボソっと余計なこと言わんぞーっ!!」
「............」
「はいご主人様は?」
「........はいご主人様」
「こっち来て。ここ座る」
全裸の俺の太ももをポンポンと手で叩く。
ちょこんと松永がそっぽを向いて座る。
「こっち見る」
「.............」
「ほらセリフ」
「はいご主人様!!」
ニカッと俺が嬉しくて笑いながら松永を見ているとは松永はまだ怒り気味だったが呆れて笑っていた。
「もー。ご主人様何が面白いん?」
「面白いやん!!」
「ご主人様が全く分からん」
太ももサワサワして髪の毛を撫でる。
「ガンフク。ガンフク」
「ガンフク?」
「眼科の眼に幸福の福。眼福」
「たまに長野珍しい言葉使うよね」
ネットで使われる言葉とか使うからかな。
破壊力高ぇ。
前々から思っていたがダサイ格好しててもイケメン補正でおかしく見えないがそれなりの格好させたら外見の良さが松永は際立つ。顔小っちゃい、鼻高い、目パッチリ、色白。アニメに出て来そうな感じ?二次元な存在やなって思う。髪の毛も目の色も日本人なのに黒じゃない。どっかで外国の血混じってね?と思う。
あとこの体の線。
松永は会社から帰宅の時の電車が混んでいる時は歩いて帰って来ることがある。
人混みが相当嫌いなので歩いて1時間以上かけて帰って来ることがある。
歩くと言うが松永の歩きは相当早い。
ツカツカツカツカーっ!!と早歩きのペースでスイスイ歩いて行くが視線を誰かや物に合わせることなくドンドン進む。家にまっしぐらだ。
以前ひどい話を聞いたことがある。
松永は新宿から八王子まで歩いて帰って来たことがあるらしい。
人の多い電車に乗りたくなかったから歩いてみようと思ったらしい。
歩ける距離じゃねーだろ。
新宿から八王子って言ったら40km位?
直線で来れるってわけじゃない。
松永は夜に歩きだして帰って来たのはお昼に近かったらしい。
途中道が無くなったり多摩川にぶち当たってどこ行けばいいか迷ったりしたらしいが。
足がパンパンに腫れて靴ズレ起こしてマメだらけになったらしい。
どうして途中で乗り物に乗らん?とその話を聞いた時に言ったら
「そこまで歩いて帰って来たからもう行くしかないと思った」
とよく分からん理由をしゃべったがお前も軽くアホの子なところがあると俺は思う。
真面目なんだかアホの子なんだか.........。
松永は自覚あるんだろうか?
俺が就職して社会人になっていて松永がまだ大学生の時の話だ。
普段からそうやって人ゴミの密室空間が苦手みたいなので(東京の電車すごいからね)、ほぼ毎日歩いて帰って来るからか(電車の定期とかそれならいらんやん!)均整取れた体型してると思う。
カモシカのような足ってこんな足言うんかなぁ。スベスベの足で細いんやけど筋肉質っつーか。
お尻もキュッとしてるし。無駄な肉がなくて腰もキュッとしてて無駄肉ないし。
松永無意識にトレーニング毎日してるようなもんなんやろうなぁ。
「撫で方気持ち悪い。エロオヤジみたい」
「おぃいいいいい!?ご主人様に向かってなんだそれーっ!?」
松永の顔を寄せてキスをする。
エッチする時に音楽をかけてエッチするっていうノンケとかゲイとかいるけど俺たちはいつも無音でエッチをする。
俺たちの吐息とたまにエロい音だけが鳴るだけの静かな中でエッチするんだが無音の方がエッチ度は増す。
音楽かかってたらテンバみたいやん(俺は行かないよ)。
ハッテンバはいつもノリノリな音楽かかってるからね。これ豆知識な。
松永を抱き抱えてベッドルームに連れて行って体を舐めて焦らしプレイをして反応を楽しみつつ、俺のナニやら松永のナニやら舐めたり舐められたりして松永が俺のナニ舐めている時に上から見下ろす時のその姿がよかった。
「おー、蝶ネクタイとそのラバーパンツの松永いいなぁ」
「うん?」
上目遣いでチラッとこちらを見上げた時に見える上半身に蝶ネクタイがエロいと思った。
そこだけはモリクミに感謝しようと思った。
「今度俺も蝶ネクタイして二人で蝶ネクタイでしてみよっかー」
「それになんの意味がある........」
「シチュエーション大事」
「はぁ..........」
「松永ぁー!!ノンケのイメクラとかだと電車風情の部屋で女子高生の格好した女に痴漢するというプレイ内容の店もある位なんだぞーっ!!男はそういうシチュエーションをエッチに求めるもんなんだよっ!!男のファンタジーなんだよ!!」
「ただの変態やん.......やること同じやろ?」
「松永分かってないなー!!俺ご主人様ー!!言葉遣いっー!!」
松永を抱き起こして寝そべっている俺の体の上に乗せる。
キスしながら松永のラバーパンツのレースをほどいて俺のナニをあてがう。
「ちょ、きつい........です」
「ごめ。急に入れたくなった」
でー、なんやかんやして松永の中に押し入ってキスしながら松永を上の体勢にして騎乗位で出し入れする。
「松永起きて」
俺にしがみついて呻いている松永を起こす。
「おおっ!!エロっ!」
蝶ネクタイでラバーパンツがレース外れて、たよりなく松永の下半身にかかっているだけの状態で松永が俺の突きに体揺らされながら「ううっ」とか顔を少しゆがめているのがよかった。
「長野.......あんま激しくせんで」
「ご主人様やろ?」
「ご主人様もう少しゆっくりお願いします.........ムカツク」
「分かった。こうか?」
「!?」
腰グラインドしてみた。
「ちょ!?」
「松永のも元気やーん。気持ちいい?」
「うーん........」
「よし」
俺はつながれたまま起き上がって松永を抱いて体勢を変えた。
いつもの正常位で松永の顔を見ながら腰を動かす。
「なん笑いようとって......」
「楽しいしかわいいけんね」
俺がニコニコしながら腰動かすのを目の前にある松永がせつなそうに見つめていた。
「そんな爽やかに笑ってるのにやってること変態やからねご主人様」
「このギャップがいいんやろー!?」
「いや普通のエッチで充分だよ。外見と中身がチグハグだよね長野は」
「お前が言うなぁー!!あとご主人様!!」
「もぅ.........ってうぁ。ご主人様はよイって」
「松永いきそう?」
「僕後でいいけんはよイって」
「おけ。いくぞ」
イく瞬間に俺のナニを抜いて松永の体にぶちまける。
「うぉ。これはエロい..........いいっ!!」
蝶ネクタイの松永に俺の飛ばした液がかけられて髪の乱れた松永がハァハァ言っているのがエロ度増した。
「今度松永ね」
「僕いいって......あっ」
松永のナニを手で持ってベロチューしながら手を動かす。
「ダメ!!イくって!!」
「イっていいよ」
松永もイって二人の液体が松永にかかった状態のまま松永に重なるように抱きつく。
「ちょ!?汚ないって!!まだティッシュで拭いてない」
「いいよ。俺と松永のやん。汚なくないって」
胸や腹のあたりが二人の出したのでヌルヌルする。
お互いしばらくその状態でイチャイチャしていた。
「シャワー浴びようよ」
「んー?」
「シャワー浴びましょうご主人様」
「よしよし♪」
松永はこれで終わりとホッとしていたが違うぞ。
明日は二人とも休み。
まだ続くんだよぉー!!明日の朝までエッチ続行だっつーのー!!
松永の方読んでいる人すまんね。
松永の更新が遅れるの半分俺のせいっぽい。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
23 / 107