アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
石川旅行(5)
-
「エッチした後長野腹減ったばかり言うよね」
「腹減るやん」
エッチってスポーツと思わん?筋トレとムラムラ満たせてその次食欲来るんだが。
「肉食いてぇ」
「えー......」
「肉食いたい!!石川牛とか聞いたことない?上手いんじゃないん?」
「うーん?調べてみるけど......魚食べたい」
ipadで調べると能登牛ってのがおいしいらしいんよね。
泊まってるホテルから車で行ける距離で探す。
「うぉ!?ホテルからここが一番近いけどバリ高っ!!」
「うーん。会員価格とかあるけどこれ料亭なんじゃないかな?予約必須なんじゃないん?常連の人しか食べられないメニューとかあるし。ここは?そこまで高くないし」
「おー。いいねいいねー。ここ行こうぜ」
「あんま飲まんでよ?夜もライトアップされたところ見たいっちゃけん」
「わーったわーった」
んで、焼き肉と酒飲んで俺いい気分。
「うめぇ。俺の上腕二頭筋が大喜び」
「バカが」
俺がポーズで「ふんっ!!」って力コブ作って肉がっついているのを松永が笑いながら肉を俺の皿に乗せる。
「長野。長野もそうだけどモリクミ先輩からラインとメールが大変なことになってるんやけど」
俺と松永の携帯にモリクミから鬼メールとラインの嵐が来てた。
「放っとけ。どーせあいつのことやけんまたクソつまらん内容やろ」
「そうだろうけどこれ以上無視出来ない」
「しょーがねーなー。なんか画像付きでまたライン来てるみたいなんだが」
二人で俺の携帯を覗き込む。
画像ポチると白目むいて口に拳突っ込んでるモリクミの画像が画面いっぱいにひろがった。
「ぶはっ!!」
「ちょ!!汚い!!」
飲んでいたビールを吹き出してもた。
「この女ぁあああ!!いつか息の根止めてやる!!なんの嫌がらせだっ!!」
「あーん、松永くーんと長野くーん成分不足で死にそうです..........で、この画像なのかな?」
松永がラインで送られて来ていた文字を読んでまた画像を大画面で出す。
「おいやめろ!!飯がまずくなるっ!!」
「人の口ってこんなに大きく開くんだね」
変なとこで感心してんじゃねぇえええ!!お前がそんな態度だからモリクミがつけ上がるんだってー!!
「鼻も塞いで天国見て来い」
と返事して無視しといた。
「はぁ.........よく見るととこの画像怖いね」
「よく見らんでも怖いわ!!だから画面大きくするなって!!」
「そう言えば今日中にラタン預かってくれてる戸田君と奈々子ちゃんと藤沢さんとかへのお土産買わないとね。明日には帰るんだし」
「あー。戸田んとことー、ゴリラ藤沢かぁ」
「僕職場に持って行くのと吉野君たちとモリクミ先輩たちにも買う予定。それもこの後見よう」
「あー。めんどくせぇけどしょーがねー」
香林坊、片町とかいう辺りの商店街回りながら土産選びをして、そこから歩いて行けるところに一帯が武家屋敷通りあったんでそこに見に行く。
「おー。ライトアップされてて綺麗やね」
「うん。あれ?これ住んでる人いるんだ!?」
どうやら今でも住んでるっぽい。
そんなに観光客いないから幻想的な雰囲気保った通りやった。運がよかったのかもしれん。
石畳に武家屋敷が並んでてさ。
その土産とかかった裏通りみたいなところやったんやけど表は商店街とかデパートとかあるのに裏はこんなんかっておもろかった。
住んでる人間からしたら夜も観光客とか通りガヤガヤ歩くからたまったもんじゃないかもやけどね。
木の立て看板で「住んでる人いる静かにしろ」みたいなのも見た気がする。酔ってたけんびみょーやけど。あったような気がする。
武家屋敷通りをゆっくり歩いて見て回った。
松永が熱心に見てたな。
んで、松永が「お酒飲みたいならホテルに戻って荷物置いて出かける?」と聞いて来る。
金沢自体が博多の中洲、鹿児島の天文館みたいに飲み屋街もあるそうな。
俺らがいるホテルから歩いて行ける香林坊、片町がその一帯らしい。
「いやいいよ。これ以上飲まんでいい」
「じゃあなんでビール買ってるの?」
ホテル帰ってもう1回戦してその後に飲むビールなわけだ。
コンビニで俺がスーパードライ何本かカゴに入れるのを松永が「いや飲みたいなら飲み屋さんに付き合うよ?」って言いやがる。
駄目ぇえええええ!!
エッチもしたいし酒も飲みたいんだっつーの。飲み屋行ったらエッチ出来んやん。汗だくでエッチしてその後飲むビールが上手いとって。
それにさ俺来る前に調べてたんやけど俺たちの泊まってるホテル片町から近かったんやけどゲイバーもあるやないかーい。そんなゲイ地帯うろつかせるわけにはいかん。やつらはタイプの男だと顔ガン見の後股間ガン見する。これがノンケとの違い。松永と俺の股間ガン見だけは許さん。
石川に旅行することは隠して吉野から聞いた情報によると北陸三県富山、新潟のゲイも金沢に集まるらしい。遊ぶところがないから北陸でゲイバーが一番多い金沢に集まるんだと。やけど連休には東京出て来るやつらも多いらしいんやけどね。
「短かったけど楽しかったね」
土産を松永が分けながらスーツケースに荷物まとめてた。
「後ででいいやん」
松永に覆いかぶさる。
「長野ぉ......またしたいん?」
「したいよ」
「僕明日絶対ぐったりしてる」
「明日運転全部俺するけん。やけん一日休めるように明日帰るようにしとーとって。松永疲れてげんなりしてるやろーなーってね」
エッチしまくって松永げんなり疲れ切ってるやろーねーと思って休めるように日曜日帰って祝日月曜日はゆっくりなスケジュールなんだな。
「松永来月(12月)も出張残業で忙しいんやろ?」
「うん」
「なかなかエッチする時間も二人でおれる時間もないやん」
「はぁー。分かったよ分かったから」
背後から抱きしめて耳元に顔寄せて息かけたり頬にキスして「やりてーやりてーぞー」とねだった。
「えーとラブホで1回ホテルで2回して、そして今回......」
「数えんでいいーっ!!数えながら嫌そうな顔するなー!!」
「チエックアウトの時間考えてよ」
「分かっとるよ。ってその回数は俺とお前が射精した回数?だったら今回は覚悟しとけよ?」
「はぁ?何回する気なん!?」
「出なくなる位♪(ニッコリ)」
「病気だと思う。依存症になってない?セックス依存症」
「俺もそうなんかなーって思った時期もあったけど松永以外に性欲わかんよ?肌の相性バッチリ。それにほらー俺たち大学ん時離れた時あるやん?あれ以来トラウマなった。松永以外とエッチ考えられん」
「まるで僕がトラウマ植え付けたみたいな言い方やね。長野、僕のせいなん?」
松永の目が瞬時に素になる。
そんな冷たい目で見んでよ。
「そんな目で見んなよ」
松永に抱きついてその目から逃げた。
「そうやって......まぁいいや。はぁー」
ベッドに逃げて犬みたいに松永を舐める。
下になってる松永に顔を両手で挟まれて舐めている顔を持ち上げられる。
「変態」
「そーだよ」
左手で顎支えられて右手で口をプニプニと押したり戻したりされた。
俺のくちびるがアヒルみたいにされたり戻されたりする。
下に組み敷かれてるのに松永は見下すように俺を見る。
「このド変態」
「ふぉーだよ(そーだよ)」
おかしくなった松永が笑う。
「かっこいいのにね。おかしいね。こんな風に変な顔させられて変態とか言われてる姿誰も知らないんやろね」
「ふぉーだよ」
「で、この旅行も書くつもりなん?」
「ネタねーから書くわ」
「変なこと書かんでよ?」
「お前全部正直に書けこの前言うたやん」
「長野のエロい描写シャレにならん」
エロ描写に関しては松永の検閲入って結構削除されてるんやけどなぁ。
泣きそうな顔で「お願いやけんここ削除させて!!」って言うけん俺は書いててもなんともないけど。
正直に書け言うから書いたのになぁ。まぁエロ部分は結構削除依頼出されててもっとどぎついらしいよ。
「やってるんやけんしょうがないやん。てか松永こんだけいろいろされてんのにお前全然エロ描写書けてないやん。リアルでこんだけされてるなら書くネタたくさんあるやろ?」
「書けるかバカかっ!!っておい」
俺の顔いじくり倒して遊んでた松永の手をベッドに押さえつける。
「こういうの書けばいいやん」
「離せ」
「駄目。これから俺にお前犯されんの。今日何回犯してやろっかなー?」
「はぁー。また始まった」
エッチの時はそういうシチュエーション大事。
エッチが楽しくなる。
だからお前も俺のシチュエーションに乗ってくれよぉおおお!!
で、2回目で松永が「休憩したい......」って言うけん俺が椅子に座ってる上に松永こっち向かせて座らせて見つめ合う感じで俺買って来たビール松永はいつものミルクティー飲んでた。
「.........なんで裸でこんな格好で飲まないかんの?」
全裸の俺の上に全裸の松永座ってチビチビとストローでミルクティ飲みながら言う。
「なんとなくやね。おぅなんとなく」
「わけわからん」
俺の息子と松永の息子二本同時に握り締めてみた。
「!?」
「まだ松永のは元気ならんかー。俺いつでも発進準備完了なんやけどなー」
「お前.......」
んでビール飲みながら首筋舐めたり胸舐めたりベロチューしてなんだかんだで2回またしたんかな?
二人爆睡して起きたら10時40分やった。
「長野なんで起こさんと!?起こしてくれる言うたやん!!」
「すまん......俺も爆睡してた」
慌てて荷物まとめ始めてたんやけど俺たちの泊まってるフロアの他の部屋掃除のばーさんがしゃべりながら掃除する声が聞こえる。部屋ガッコンガッコン開けてバタバタしてる音がしてた。
「ゴミ箱のティッシュ恥ずかしい......」
松永がゴミ箱満杯の俺たちの愛の結晶ティッシュ拾い上げてコンビニの袋に入れて持ち帰ろうかしてるのをやめさせる。
「また来ることないけんいいやろ。掃除のばーさんも見慣れとる」
「そんなわけあるか!!」
で、帰りは俺の全面運転でゆっくり帰った。松永助手席で寝てばかりやったな。
家帰ってくつろいでたら松永ソファでクッション抱いて寝てた。
「疲れてるんかな。松永ベッド行って寝らな」
松永ひょいって抱き上げてベッドルームに連れて行く時
「もぉエッチばっかやだ」
って夢うつつの松永に手で顔を押さえられる。
「違う違うwwwベッドに連れて行ってるだけって」
ベッドに寝かせて松永がまた眠りこけた横で俺も寝そべる。
俺も運転とかで疲れてたのもあるけどほとんどエッチ疲れやね。
エッチばかりの連休で起きた次の日松永が全身筋肉痛で「はぅ!!」って動くたびに変な声出してた。
「体のいたる所が筋肉痛なんやけど」
「ハハハハハハハハハハハwwwww」
「笑いごとじゃない!!」
「運動不足やろ?俺どーもないよ?」
「この変態バカがっ!!」
俺顔ツヤツヤ。久しぶりにやれるだけやれたからなんか顔つやつやなんだが。
そんなエッチ疲れと満足した三連休でしたとさ。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
43 / 107