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それ、俺。俺っすわ。
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「舌気持ち悪い」
「気持ちいいやろ。エロいやろー?」
松永とベロチューしてたんやけども松永が顔そむけてボクサーパンツ履き出しおった。
「まだやてー」
「もう充分やろ。今から作業入る」
「またお前はなんか実験みたいなことするんか」
松永は身の回りの物を自作すること多い。
俺の部屋の様子とかはトレーニングルームみたいになっとるのは書いたけど松永の部屋の様子って書いてなかったよね?
実験室みたいになっとる。
フラスコとかビーカーとかスポイトとかよー分からん小瓶とか。他は本やらコタツやら。
部屋に似つかわしくない一人用のコタツを松永が冬に購入してから部屋に引きこもることが多くなって俺は困る。
なんかコタツでぬくぬくしてると幸せな気分になれるらしいが。
俺とぬくぬくしてくれよぉおおおおお!!
「お富さんが日本にいる間に作ってあげとこうと思って」
「なんを?」
「頼まれてたやつ。化粧水とか」
松永は成分とか調べるのが好きなんよね。
本ばっか読んで文章ばっか書いてるんやけどそういうとこガチガチの理系やなと思う。
薬局とかでよー分からん「○○××△△下さい」とか小難しい単語言うて白い粉買って、よー分からん高そうな計りで計ってなんか調合したりとかネットで海外のサイトにアクセスして購入したりとか。
以前こんなこともあったな。
「あー。税関で止められちゃった。葉書き来ちゃった。日本じゃ入手しちゃいけない物だったみたい。お金払い損」
「お前何してるーん!?危ないことしてるんやないーん!?」
「何も危なくないよ。知らなかっただけ。いつの間に日本だと輸入禁止になってたんだろう。税関で止められてそのまままた購入元に返品されちゃった。返金処理には応じないだろうし。もー。日本だと税関で止められるんならなんで教えてくれないのかなー。悪質な業者だったのかなー」
税関でこの荷物止めてお届け出来ませんって内容の葉書きヒラヒラさせながら言うがお前一体何を作ろうとしとるのだ........
んで、部屋に引きこもってまーたなんかフラスコ出したりゴム手して薬局で購入したもんをガラス棒で混ぜたりしてなんか出来たっぽい。
「出来た」
「出来たか.......お前がやることはたまーによー分からんがオタクやな」
「オタク?僕が?」
「お前変に専門的なところあるよね」
「僕なんてオタクになれないよ。こんな中途半端なことしか出来ないのにー。」
中途半端なやつが部屋でそんな怪しいことするかーっ!!
お前がオタクじゃない言うなら世のオタクが全員一般人レベルになるだろーが。
松永のグリモワールっていう文章の中で出て来た「男を虜にする香水」あれも創作香水のレシピなんやろーなーと読者の俺は気付いたんやけど実際そういうの考えて書いた配合なんやろーねー。
でー、この話はお富さん帰国前の話になるんやけどね。
またあいつら家に来おった。
コメントでも書いたけどアニメの「サイコパス」1期と2期全員で制覇して
「お前ら血ドバドバ肉片チュドーン大丈夫なん?」「あーん♪その時は抱きつきますー♪やーん」「モリクミ恐くなんてないっしょ。みんな平気。慣れてるから」「慣れてるってなんだよ......」「僕も平気」「僕もー」
で、鑑賞後
「あーん♪いずれはこうなるー♪」「これに近い内容の海外のニュース読んだことある」「マジ?」「犯罪者の体内にICチップ埋め込む議題とか昔あったよねー?出所後でも監視出来る利便性の議題」「あれどうなったんだろー?」「性犯罪者は出所後もネットでさらすっていうのもあったわよねーん?」「どーせ全部潰されたんじゃない?人権ガーで。めでたいことだわwwww」
なーんていうこいつらの博識ぶりを横で聞きながらいつものことやけどはよ帰らんかな、と。
なんか4人で議論してたみたいやけど酒が入ってからの内容が俺の理解越えてたんでよー覚えとらん。
法が秩序がなんちゃら、とか難しい話に発展しとった。俺よりも頭いいんやろーなこいつら。
酔い潰れたモリクミ、鎌やん、お富さんを「お前ら土産あるけん家来て」とバカップルの吉野と奥田を騙して呼び出して車で運び出させた。
「お土産は!?」
「これ」
「産業廃棄物じゃないの!!」
酔い潰れて倒れているモリクミたちに吉野がオネエ丸出しで絶叫した。
その声に反応して
「ホワタァ!!」
とモリクミが起き上がって吉野殴っとった。
「ちょ!?な........!?」
いきなりの展開に奥田がよろけた吉野を抱えて驚いてた。
「あーん........今、今。天からヤッテしまえという声が頭の中に響いた声がしたからーん。うぉええええゲボりそう。ゲボゲボダンスしてしまいそう」
「はよトイレ行けよ!!」
「みんな飲み過ぎですよ。鎌田先輩大丈夫?」
「はーい?僕はいつも通りだよー」
「酔ってるじゃないですか。それ僕じゃないです」
鎌やんがニヤニヤしながら奥田に答えてた。
「お富さんは平気そうだね」
「あー?誰あんた?」
「吉野なんだけど.......」
「いたいたそういう子wwwwwで、そっちの人?」
「吉野の彼氏ですっ!!奥田って言います!!」
「飽きられて捨てられる人だろうから名前覚えてらんない。鎌田、ワインもう1本あったでしょ開けて」
「りょーかーい」
「駄目駄目駄目駄目!!もう飲んじゃ駄目です」
松永が二人をなだめて酒奪い取ってた。
トイレから出て来たモリクミと鎌やんとお富さんを二人に運び出させて遅らせた。
「長野てめぇ.........」
「デート中だったんですよ!?どうして酔った人たちの代行しないといけないんですかっ!?」
「今度礼すっからー。よろしくなー(鼻ホジホジ)」
「ほんとすいません。じゃあお願いします」
さて。静かになった。
「疲れた.......」
「松永は酒飲んでないよな?」
「うん」
「じゃあエッチ出来るんやね?」
「..........疲れた」
文章書くたびにエッチの話とかやけん毎回してるように思うやろうけどそんな出来んのよ。
俺もたまーに出張とか飲み会あったり早出あったりするけんね。
松永は出張だらけやったり朝早かったりやけん。
週一出来るか出来ないかって感じでさー。やる時はまとめてやるみたいに何回もするんやけど。
「やりたいなー」
「片付けしてからね」
転がってるボトルとか瓶二人で片付けて松永がお風呂入れに行ってる間に俺はベッドルームのティッシュ箱もう1つ予備持って行ってと。何回もするけんティッシュが足りんくなることもあるある。自然に優しくない消費量なんやろーね。んで、ベットのサイドボードの中のオイルの量確認したり、松永に隠れてネットで買ったエロ下着を俺と松永の用意してっと。
「長野どこおるん?」
「あー。寝室おるよー」
松永が呼びよるけんベッドルーム出たところで松永と鉢合わせた。
「どしたん?」
「ティッシュ少なくなっとったなー思って予備置いて来た」
「そう。お風呂今入れ始めたけん。長野コンビニ行って来てよ。僕の飲み物と長野の買って来て。僕いつもの」
「冷蔵庫ん中にビールもミルクティもあったやん?」
「全部みんなが飲んじゃったよ。どうせ長いんやろーけん休憩の時に食べるオニギリとか買って来て。僕ご飯作る気力ないかもしらん」
「分かった。金俺出すけんいいよ」
松永が財布から札出そうとするのを止めて財布と携帯持ってジャージの上にコート来て外出た。
「さぶっ」
外出てまた玄関戻って見送ってた松永に抱きついた。
「外さぶーっ♪」
「おい」
「抱き合うとあったけーなー、おい♪」
「はよ買って来い」
「ちょっとイチャイチャして1発ヌいてからでいいやろ?」
「絶対それしたらもう外出なくなるに決まってる!!1回で終わるわけがない!!はよ行って来い!!」
松永に張り手されて玄関から締め出された。
「クソサミぃ。とっとと買って来てはよ帰ろう」
マンションのエレベーター呼ぶよりも階段ジャンプしてけば早ぇーな。
6階から1階まで階段使わんでジャンプと手すり滑り降りで行きよったらたまたまマンションの住人とかち合ってすんげー驚かれた。
「きゃああああ!!」
「うぉ!?こんばんは」
「...........こんばんは」
コート邪魔やったけん肩に提げて手すり猛スピードで降りたりジャンプで階段飛び越えよったけん不審者に見えたんやろーねー。ニコッていつもの爽やかスマイルで挨拶したら面喰ってたけど俺は今それどころじゃなくやりてぇえええええ!!しか頭にないのでまた階段ジャンプ降りと手すり滑り降りに戻った。
コンビニで買い物終わらせてまた階段駆けあがって戻った時松永が玄関におった。
「はぁはぁ」
「長野なんで息切れしてるん?それより今さっき女性の悲鳴がしたんよ。大丈夫かいな?なんか叫び声したけん玄関で様子うかがったんやけどその後静かやしどうしたんやろう?」
松永が心配そうにしてたんやけど「それ俺、俺。俺のせい」って言うとブチ切れられると思って嘘吐いた。
「夫婦喧嘩やないん?俺も聞いたけどその後なんか仲直りしたっぽいよ?」
「そうなんだ。じゃあよかった」
これ書くとばれるけどなー。
「ほら、風呂風呂!!エッチエッチ」
「分かったけん押さんで」
松永の背中を押して行く。
んでー、エッチな描写はまた次回!!
松永を言い負かせられんで保留になった。
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