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ラタンてめぇ.......
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「一人で寝るの寂しいぞー」
「そうだね」
母ちゃんが戻らん間に松永の機嫌戻ってベッドの松永抱きしめてイチャイチャした
「物足りない気がするよね」
「やろー?なかなか俺寝れんぞ」
いつも抱き合って寝とるからクイーンサイズのベッドが大きく感じるし寂しいんよね。一晩しかまだたっとらんかったけど寂しかったさ
「オナニーしたくなるんやないん?」
「はぁあああああ?」
「俺がおらんけんってやりたくなってもオナニーしたらいかんよ」
「するか!!バカか!!病院の中でそんなことするか!!それに僕はオナニーしてるわけじゃない!!」
「松永前出張ん時オナニーしたことある言うとったやん。俺想像しながらしたんやろ?俺昨日オナニーしたよ」
「最低過ぎる.......それに僕がいつもオナニーしてるみたいに言うのやめろ!!このこと書くなよ!!なんなん(なんだよ)この会話......」
書いちゃうんすけどねwww俺と松永の間の空気が不穏になった。なんで怒るとって?
お前想像しながらオナニーすることにそんな嫌そうな顔するのが理解出来ん
「離れろ」
「なんでってー!?」
ベッドに俺も座って松永抱きしめていちゃいちゃしよったのに松永が俺の腕から逃げようとしやがる
俺の体に松永成分満タンにしよった途中なのに松永が不機嫌になったけんしょーがなく椅子に座った
「松永オナニーしたことある言うとったけどそういう気分になることあるんやね?」
「まだその話!?」
松永の旦那としては気になる。エッチする時いつも俺から誘ってやりよるし松永が俺を誘ってエッチするとか今まで数える位しかない。大体俺が落ち込んでる時ばっかりやったし。もーエロしたくてしょうがねぇええ!!って感じで松永が誘って来てないけんやね
「気になるやん。俺から誘ってばかりやし俺とのエッチ嫌いなん?」
「なんでそんな話になるとって.....嫌いじゃないよ」
「松永でもムラムラするん?」
「することあるよ........もーやめん?この話」
「マジか。松永そげん素振り全然見えんけんさー」
「うーん。でもあるよ。言葉に出来んけど」
「あるんか?」
「なんか突然....なんて言えばいいんだろう。火照るとも違うしうずくとも違うしうーん。」
「そんな時松永でもあるんかwwww」
「昔はなかったけどつい最近。急にキュッてなる。キュッとしか言えん。なんて言えばいいか分からんwww」
「ケツが?」
「違うっ!!上半身と頭がなんか変な感じになる」
「乳首が?」
「そこじゃない!!なんて言えばいいんだろう。なんか僕の脳から変な物質が出て上半身と頭の中が変な感じになってる.....って時」
「分からんwwww」
「僕しか分からんと思うwwww」
「どんな時にそうなるん?」
そん時狙えばいつでもエロくエッチ出来るんじゃね?と思った
「どんな時.......ない。いつも突然やし」
「突然か。そん時どうしてるん?」
「どうもせんよ?しばらくすると収まるもん」
「なんでってー!?俺おる時ならエッチすればいいやん!!」
「終わった後疲れるもん。長野エッチ長いし」
「あーね......長くてすまんね」
「あの感覚ほんとになんだろう。うーん......大学の時はなかったんだけどつい最近からなんよね。不思議」
松永がうーん?って考えてたんやけどそっから松永のエロの話題になった
「松永AVとか見てみたいと思わんの?他のやつがどんなエッチしてるとか気にならん?」
「なんない」
「そうなんか。淡白やなぁ。俺とのエッチは好き?」
「......うん、まぁ好き」
「なんで言葉濁すとってwwww」
「そげんこと聞く?恥ずかしいやろ。何ハァハァしてるん?」
松永にそげん話しよったら俺の息子が元気になって来てエロの話してたらやる気出してた
「このシチュエーションがエロい。病院ぞ?病室に今俺と松永しかおらんよ」
「おい。僕に近付くな」
目に眼帯しとるけん見えんけど俺が椅子から身を乗り出してベッドに近付いたのは分かったみたいで松永がベッドの端に逃げよった
「ハグしてキスする位いいやろ?」
「バカか!!ここ病院!!」
「やけんって。こんなシチュめったにない!!」
「このド変態がぁああああああ!!もうそろそろ夕食の時間だから配膳に人来る!!長野のお母さんも戻って来るやろ!!見られたらどうするんっ!?」
「ノックして入って来るやろ?」
「駄目!!そう言えば僕の携帯に誰かからメールかラインが来てると思うんよね。見てくれん?」
目の手術してから携帯見れんけん俺に代わりに誰からか見るように言われた
松永の携帯手に持って操作した。ロック解除して見るとモリクミと鎌やんからやった。遊び行っていい?ってラインやったね
「既読ついてしまったけどどうする?無視しとくか?」
「ううん。僕に似せて返事だけしといて。会話続くようなら無視していい」
「わーった」
松永の代わりに返事しといたらすぐあいつらから返事が戻ってきた。あいつらぁああああ!!俺たちの家来る時なんで松永通すんかって!!松永が断わらんからやろうけど俺に言えって言いたい。俺は断るけどね
「返事来たんやろ?なんて?」
「モリクミはやだーん。どうしてもお話したいことがあるんですーだとよ。嘘つけ。鎌やんはえーどうしてー?ってさ。返事しとくか?」
「モリクミ先輩には今度お話伺います、鎌田先輩には風邪気味なのでうつるといけませんからって返してその後は無視してていい」
「わーった」
そう返したんやけど鎌やんから俺の携帯にラインが来た
「なんで俺に来るとって」
「なんて書いてあるん?」
「松永君大丈夫ー?風邪だってー?って」
「適当に合わせて返事しといて」
「わーった」
一言「そうそう。やけん家来んなよ」って返事だけして後は無視しとった
母ちゃん近くのコンビニで菓子とジュース買い込んで戻って来て夕食の時間なったけん松永が食べる姿を母ちゃんと2人で見てから帰った
「明日検査する言いよった」
「そっか。よかったら明後日には退院出来るん?」
「違う3日後よ。明日の検査で問題無いなら眼帯午後外してもう一日入院して最後の検査で大丈夫やったら退院よ。なんもなければいいたい」
「母ちゃんあんがとな」
「よかよ。松永君世話がかからんけん寂しかー」
「なん?」
「松永君これして欲しいあれして欲しい言わんけん母ちゃんつまらん」
「wwwwww」
松永が静かにベッドに座っとるだけやけんバリバリ何かしてあげたい母ちゃんとしては物足りんかったんやろう。それが菓子やらジュースを食わせるっつー暴挙になっとったみたいだが
「朝松永君とこ行くやない?そうすると夜勤の看護士さんがみんな帰る前に病室来るんよ」
「挨拶しに?」
「違う違う。松永君にだけよ。他ん人にはそげんことしよらん。看護士さんたちが帰りますねーって。松永君と話しこんでから帰るんやけどなかなか病室出て行かんけんね。好かれてしまってるんよ」
「おいおい......」
「はぁー。あげん可愛くて素直な息子欲しかー」
「おぃいいいい!?俺がおるやろー!?てか俺と結婚したけん松永も息子になるとって」
「あっ!!そうやね!?そうやったい!!息子やねやったぁああああ!!」
アホだ......俺の母ちゃんアホかもしらん。んで、入院しとる間風呂という問題も母ちゃんや介護士やナース共が介助します言うのを松永が断固として拒否ったらしい。恥ずかしかったんやろね
個室に一人にしてもろて自分で体拭いて、髪は水を使わんで髪が洗えるシャンプーっつーのをネットで買って持って来とったらしい
母ちゃんが背中流してやるけん、髪だけでも洗ってやるけん言うても「大丈夫ですから」って拒否ったんやと
「恥ずかしがらんでよかとよ」って会話した時に
「すごく恥ずかしいから嫌です」
って言われたらしい。そりゃ松永にすれば死んでしまいたくなる位恥ずかしいことなんやろうなwwww
「母ちゃん。松永恥ずかしがり屋やけんそこまでせんでいいとって。気持ちだけでいい。あんま押し切って松永困らせんなよ」
「そうなんね。もー松永君になんかしてあげたい思うんやけど松永君無欲やけんねー。好きな食べ物ないね?嫌いなもんないね?聞いてもないです言うんやもん」
「wwwwww」
俺と同じ生き物と思ったらいかんよ、ってだけ母ちゃんに釘差しといた。呼んでおいてなんちゅーやつだと思われるやろーけど松永が困るけんね。ミルクティ以外はジュース飲まん松永が母ちゃんが買って来たペットボトルのジュース飲んで菓子食いよったけんね。無理して飲み食いしてるんやろう。松永はジュースと菓子好きやないし
「そう言えば母ちゃんと松永の関係ナースたちにはなんて言ってるん?」
「親戚言うとる。あんたが従兄弟で従兄弟と一緒に住んどるけど身の回りの世話する為に福岡からあたしが来たって松永君がナースさんたちに言いよったばい」
「そっかそっか」
「息子さんたちよか男ですねーってみんな言いよる。気をつけんばね。ヒロコさんとこの娘さんもナースしよるけどみんな出会いがない言うとるらしいし、ほら。中学ん時の先生おったやない。入院して知り合ったナースさんと結婚した先生。よか男来たらそうなるんよ。あんたたちも気をつけんばいかんよ」
「ヒロコさんって誰だよwwwwてか俺らゲイやけんそげんことあってもスルーするとって」
「そうね。ならいいけど」
母ちゃんの作った飯食いながら雑談してその日も一人で寝た
やっぱベッドに一人って嫌やなと思った。松永が出張ん時は一人で寝てたんやけどそん時よりも嫌度が高いな。松永が転職してから毎日抱き合って寝とったけん松永の体抱いてたことに慣れてしまって違和感があるんやろう
「ラタン寂しいか?」
寒くなったのと母ちゃんっていう初めて会う人間がリビングで寝とるけんラタンがリビングのケージやなくて俺たちの布団の中で寝とる。俺がラタン撫でると「ニャー」って鳴いて俺の手ペシッて叩きやがった。このやろう......何度も言うがお前見つけて買って来たの俺ー!!お前が好き好きーな松永と一緒に暮らせるのも俺のおかげなんぞー!!って思うんやけど絶対お前俺のこと格下に見てるやろう
「お前の餌代の半分は俺が出してんだからもうちょっと俺をうやまえよ......」
「ニャー」
返事のつもりなんか一声鳴いてからそっぽ向いてグデンって横になっとった。俺には「ハイハイワロスワロスwww」ってラタンが思ってるようにしか思えんのだが。子猫ん時は小さくて可愛かったのにでかくなりやがってwww
お前の好きな週二のモンプチ止めて一週間全部カリカリの刑にするぞ!!
思うだけやけどね。こいつたまにカリカリの飯を不満気に見て「ニャー」って抗議の目する時あるからなぁ。俺は松永みたいに甘くねーぞ!!
「ラタン。お前も寂しかろう?抱き合って寝るか?」
ラタン引き寄せたら今度は顔に手でペシッてされて嫌がられた
「お前ぇえええええ!!松永ん時はバリ嬉しそうにスリスリしてんのになんで俺には冷たいとって!!」
「何をやかましくしてるんね.......」
母ちゃんが寝室のドアの外から声かけて来た
「起こした?すまんね。ラタンがわがままやけんさー」
「ラタンやなくてあんたがやろーもん。はよ寝なさい。明日も会社前に松永君とこ行くんやろ?あんた起きれんやろ?」
「今から寝るって。明日も起こして」
「あんたいくつね?一人で起きれんのね?」
「松永に起こしてもらっとるけんさー」
「あんたは父ちゃんか。はよ寝なさい。母ちゃんも寝るけん。おやすみ」
「おやすみー」
松永も突然ハァハァすることあるんかー。自家発電することあるんやなー
その日病室で話したこと思い出してムラムラしとった
やりたくてもやれない時って余計にムラムラする。分かる?
松永の服とかパンツ入ってる棚開けてパンツ手に持ってスーハーした。これ読んだらどんびきされるかもやけどバリ落ち着く。男は全員こういう変態なとこあるある。俺だけじゃないはず
「バリ松永のいい匂い」
俺が松永のパンツスーハーしとるとラタンが寄って来て松永のパンツに鼻近づけてクンクンしよる
「お前も松永成分足りんくて来た?バリいい匂いするよな?」
ラタンと俺で松永のパンツスーハーする。甘い匂いがするんよねー。男臭くないし女っぽい匂いでもない
洗濯して入れとるけん洗濯剤の匂いって言われたらそれまでなんやけど、それだけやなくて松永のいい匂いがするんよ
んで「パンツよりもいつも寝てるベッドの枕の方が松永成分しみ込んでんじゃね?」って思ってベッドに戻って枕スーハーしとったら今さっきの松永のパンツがない
「あれ?俺どこやったっけ?」
探したらラタンが松永のパンツで遊んどってパンツボロボロになっとる
「おぃいいいいい!?お前何してるーん!?それ遊ぶもんじゃねぇえええ!!お前松永にばれたら俺が怒られるんぞーっ!!」
ラタンから松永のパンツ奪ったけどボロッボロ。やべぇ。ばれたら「僕が入院してた間に何がどうしたらパンツがボロボロになるん?」って静かにキレられるやないか!!
「これは隠し切れるのか.......?」
手にあるボロッボロのパンツもう1回スーハーしといてから棚の奥の俺のパンツに包んで隠してみた。
んで、随分後やね。後日談やけど松永が退院してしばらくして会社から帰ったらリビングのテーブルに松永のボロッボロのパンツが置いてあった。俺その時にはパンツのことすっかり忘れとって
「グハッ!?」
「何がグハッ?これどうしてこうなってるん?」
「ラタンがいたずらしたとって」
「は?タンスケースの一番奥に長野のパンツにくるまれて隠すようにラタンがしてたん?」
「いやそれは......」
「長野、僕が入院中何してたん?」
スーハーしてましたとは言わんかった。言ってもよかったけどお前は俺の書いてる文章を読んでいないっつーのがある。俺は読んで欲しい。でもあいつは「絶対やだ!!」って言いやがる。耐えきれん!!って言うけど俺なんともないっつーのに。松永も俺もバリエッチしてるし、顔見せてこんなエッチやってまーす♪ってわけじゃねーんやけん恥ずかしいことないやろうって思うんやけどなぁ
「答えは俺の文章に。知りたければ読めっ!!」
「はぁああああああ!?長野ぉおおおお!!」
そう言って断固黙秘した。頭はたかれようが「吐け。何をしてたか吐け」言われたが「気になってしょうがないだろー?んー?どうしてパンツがボロボロになってるのか気になってしょうがないだろー?」って煽ったんやけど
「どーでもいい。どうせロクでもないこと書いてあるんだろうし(激怒)読むことはない!!好きなだけ好きなこと書けばいい!!読まなければ頭痛くならんで済む!!」
「俺と松永の愛の軌跡書いてるだけやーん!?」
「変態日記の間違いだろうっ!!」
って松永は知らないまま今日まで来とる。読んでくれたら全部ラタンのせいって分かってもらえるんやけどパンツの件は全部責任は俺のせいになっとるのが癪だ
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