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襲い受け
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クリスマスが近くなって来ると毎年のことやけどあいつらがうるさくなる
「やだーん!!今年は一緒に過ごしますーっ!!」
「誰がモリクミと過ごすか!!俺たちにからんで来るんじゃねぇえええ!!」
「兄ちゃんたちと一緒にクリスマス過ごす!!俺たち家族!!日本の家族!!」
「リックスてめぇは親衛隊の女どもでも召喚して遊んでろやボケぇエエエエエ!!お前も松永が作るクリスマスゴージャスタダ飯食いたいだけやろー!?」
松永がキッチンから顔出して騒ぐ俺たち見とった
「親衛隊?長野なんそれ?」
「リックスバリもてとるらしいぞ。学校ん中で親衛隊出来とるってこいつこの前自分で言いやがった!!」
「外人ってだけでもてる日本って平和よね。ねー奥田ー♪」
「だね♪俺たちは付き合ってるクリスマスはどうしようかな!?ね、吉野♪」
「てめぇらみたいな色ボケクソガマカップルのことなんか知るか!!お前らまで家に来るんじゃねーぞ!!」
「ひどくなーい!?久しぶりに遊びに来たのに」
「そうですよ!!」
「誰がてめぇらのど腐れクソカップルの顔なんか見たいかっつーんだよ。休みのたびに家に誰かしら来るのやめろや!!」
「あーんっ!!長野くーん!!こいつらはあたしにお任せをーっ!!おらぁあああ!!」
「騒がしい...........暴れないでください」
松永がキッチンから出て来て暴れる俺たちを止めに入った
「なんで佐伯さんまで来てるん?珍しくね?」
「暇ですることないから......久しぶりに松永君の顔でも見に行こうかなって。モリクミさんに行く?って誘われたから来ちゃった」
「佐伯さんは男いなくて休みの日はすることないのよねー?大学で研究するだけの日常よねー?」
「なんですって!?」
「黙れ!!しゃべるなゴキブリ!!息もするな!!おらぁああああ!!」
吉野が佐伯さんとモリクミからボッコボコにされよった。吉野、お前は自分から殴られに行くスタイルなのか。お前は憎まれ口やめろっつーの。オネェ全開やから憎たらしさ倍増するんやね。奥田も巻き添えくらってモリクミに鉄拳制裁食らっとった
俺たちの家に吉野奥田モリクミ佐伯さんリックス集まっとって鎌やんは公演あって来てなかった。戸田と奈々子は出産準備で奈々子の親が来とるらしくて今回不参加
こいつらが集まったのはクリスマスをどうにかして俺たちの家でやろうってことで来てるっぽかった
なーんでカップルのイベント日にてめぇらと過ごさないかんのかって話だ
松永がコート着て出かける準備しよった
「僕スーパー行って来る。食材準備してなかったから行って来るね」
「あーん!!じゃああたしも行きますーっ!!」
「俺も兄ちゃんについてく!!」
「私も買い物手伝うよ」
モリクミとリックスと佐伯さんが松永について行った。俺も行こうとしたけど「ぞろぞろみんなで行かなくていい。留守番しといて」って言われて吉野と奥田と3人で留守番組になった。吉野と奥田もついて行こうとしとったけど松永が「そんなにいらない。2人が来ると喧嘩になるから.....」ってモリクミから遠ざけた感じやね。モリクミと吉野は仲悪いんやけどどーして毎回俺らの家来るかね?
んで俺ら3人でだべって酒飲みながらしゃべりよった
「お前なぁ......モリクミにつっかかんなっつーの」
「モリクミが先に来るんでしょ!?」
「んーな相手せんどきゃいいやん」
「売られた喧嘩なんか爆買いですけどー!?」
「吉野負けず嫌いなとこあるけんなぁ。お前四方八方にオネェで嫌味言うなよ。佐伯さん切れとったぞ」
「ごめーん。冗談なのにー」
「お前の冗談マジムカつく時あるけん気をつけろ。あと俺たちの前でオネェ全開やめろ。気持ち悪いわ。お前さー松永だけにはクソムカツク冗談言わんよな?」
吉野よーむかつく冗談言うことあるけど松永にはそげん態度や言葉言うことなかったなって思って聞いた
「松永君に殺されるもの」
「んーなわけあるかwwww俺らん中で一番優しいしお前のむかつく所もスルーしてくれてるやろ」
「長野はいいよね........松永君にブチ切れられたことないんでしょー」
「俺?松永によー切れられてるよ?」
「長野が見てる松永君の怒った感じなんてマジ切れじゃない。あたしが見た松永君のマジ切れとは全然違うし。長野には見せたことないんじゃないの?彼氏だからだろうけど」
「なん?そげん怒るん?」
「普段は優しいけどいったん火がついたらもう........鬼のようw松永君の本気睨み見たことないでしょ?ギロッ!!って効果音見えちゃう位よ。殺される....イメージさせられるのよwwwwマジ怖いんだから」
んーな俺何度も睨まれたことあるけどそげん思わんけどなぁ?
俺がそんな松永を一度も見たことないだけって吉野は言うけどそげん松永を想像出来んのだが
「奥田は?松永のことそげん風に思ったことあるん?」
「最初にここに来た時に睨まれてうるさいって言われただけですが俺は松永さんにそんな風に思ったことないです!!」
「奥田は付き合い浅いから見たことないだけー。鎌田先輩が松永君切れたら君死ぬよ?って言うもんwwwあの人自体やばいじゃんwww」
「そういや松永の誕生日ん時松永のこと鎌やんが悪魔が天使の格好してるーって笑っとったけどな。松永バリ可愛いやんむしろ天使!!」
「見た目はね?あたしん中ではヤバ四天王の一人よ」
「ヤバ四天王?」
「モリクミ、お富さん、鎌田先輩、松永君」
「勝手にあいつらん中に松永入れるなやwwww」
「4人仲良しじゃん。あの人たちと付き合えてるって時点でもう.......あの人たちノンケなのにキャラ強烈過ぎ。松永君も負けず劣らず」
「俺から見たらお前の見た目と中身が強烈なんだが」
「失礼ね!!ヤバ四天王には勝てる気がしないわ!!あたしなんて小物よ!!普通よ!!」
「断じてお前は普通じゃねーよ。オネェ出とるぞ小物」
あの3人と松永の4人で勢ぞろいするとあいつらだけの連帯感を俺は感じてジェラシーな気分になることあったんやけど最近は勢ぞろいって滅多にないな
「長野たちが書いてるブログ見つけられないんですけどー」
「誰が教えるか」
俺と松永が文書いとるのを吉野だけは知ってるんよね。やけど教えてない。俺らがブログでゲイカップル日記書いてると思ってるんやろーね。ざまぁ!!てめぇのこともボロクソ書いてやっとるわ
「あたしのことも書いてんじゃないの?」
「お前最近自分のことあたし、って普通に言うのやめろ。前は僕言いよったくせに最近俺らとおる時オネェ出過ぎだっつーの」
「みんなといる時はいいじゃん」
「そう言ってこの前街中でオネェぶっこいてたやないかー!!俺らといる時は緊張感持て」
吉野が最近オネェ度高くなりよるけん注意した。こいつ外でもオネェ口調になるようになってしまっとるけん気を付けろってね。別に俺らがおらんところではオネェでしゃべろうが全裸で街歩いてようが構わんが俺らと一緒の時にオネェ全開ででかい声でしゃべるなと。俺らまで注目されてしまうけんね
「はいはい気をつけますー。今日来たのだって松永君に呼ばれたから来たんですけどー」
「呼ばれた?」
「そう。取材したいって言われて。日にちの打ち合わせで」
「へ?」
吉野の知り合いのゲイに松永が取材がしたいっつーことらしい。今度書かれる話の内容になるけん、詳しくは書かん方がいいんやろーな(今書いてる待ち楠の次に書くやつかね?)
松永たちが帰って来て松永の料理の手伝いを俺とモリクミ、佐伯さんでやった
「リックスちゃんと勉強してます?学校来てます?」
「大丈夫みたいよ」
「そうですか」
助教授しとる佐伯さんに松永がリックスのこと聞いて安心しとった。大学まで様子見に行けんから気にはしてたんやろーね。須田元教授にリックスのこと任せられとったけん大学行ってないってなっとったら松永激怒プンプンでリックスしばき倒してたやろう
「あーん!!今日もお鍋ですーっ!!もー何度となくお鍋をしてー長野くーんと松永くーんの唾液がついたお箸がっ!!鍋に差しこまれてー。その鍋をあたしが食べる幸せっ!!やーんっ!!」
俺らどんびき。お前そげなこと考えながら鍋食べてたんか。全員硬直してモリクミガン見っすわ
「松永、モリクミだけ別の鍋用意しとけ。モリクミ喜べ。お前だけの鍋用意してやるけん。俺ら手は出さんぞ」
「やーんっ!?嫌ですーっ!!普通にみんなと食べたいですーっ!!」
モリクミがギャーギャーうるせーのを松永が止めた
「モリクミ先輩駄目です.......ううん、全員これからは鍋取る時は専用のお玉と菜箸で取るようにしましょう。それなら一緒の鍋で食べられる」
「やだーんっ!!ぎゃぁああああああ!!言わなきゃよかったーんっ!!」
このバカが......お前飯食いながらグヘグヘ笑っとったのはそげな妄想しながら食いよったからか
モリクミが「専用菜箸とお玉」準備されたことにグチグチ言いながら飯食いよったけどお前のせいだろーがっ!!そげんこと俺ら知りたくなかったっつーのー!!
「松永くーん。鎌田からー......」
「嫌です」
飯食いながらモリクミが松永に話しかけたら松永が最後まで聞かんでそっこう拒否しとった
「なん?どしたん?」
「鎌田がー松永くーんとあたしに公演のお手伝いして欲しいんだってーん」
「なんそれ?俺初耳やぞ?」
「やらないから言わなかっただけ」
「あーん!!松永くーんがやるならあたくしモリクミ喜んでやるんですけどーん!!」
鎌やんの劇の公演で音楽して欲しいっつーお願いがあったらしい。モリクミは外見からは想像出来んが小さい頃からピアノしとったらしいし楽譜も読めるけん音楽が出来るやつらしい。松永もブラスバンド部やったし楽器もトロンボーンとコントラバスっていうやつ?以外全部の楽器(!?)弾けて楽譜も読めるらしい!?それは俺には初耳やった。1回聞いた歌すぐ覚えて歌えるのはすげーなーとは思ってたけどまだまだ松永の知らん所多いなぁ
「松永の住んでた離れにオルガンあったな」
「お母さんが弾いてたやつやね。目が見えんくなる前からお母さんも楽器趣味でしとったらしいけど。僕小さい頃教えてもらって弾いとった」
「そかそか」
「松永くーんが出るならあたし出るのになーん」
どうやらモリクミは松永と一緒にやりたがっとった
「嫌です」
「あーん......」
「松永君出ればいいのにー」
「松永兄ちゃん楽しそうじゃない?」
「嫌!!」
飯食いながらみんなでそげな話しよったら鎌やんが来た
「今日公演だったですよね?打ち上げなかったんです?」
現れた鎌田に松永が驚いて聞いとった
公演の後はいつも打ち上げやりよったみたいやけん公演終わってそのまま来るとか珍しい。鎌やんまで来るんかーい
「今日の公演最悪だったから。行かなかったよー」
鎌やん怒っとるなって俺ら気付いた。顔がいつものように笑ってねー。真顔やったけどよっぽど劇がグダグダしたんやろーね。鎌やん劇の時は人変わったみたいに厳しいけんな。鎌やんが合流したけんその流れで今さっきの話がまた持ち上がった
「出てよー」
「嫌です」
「松永君声高いよねー。どの音階まで出せるー?」
「嫌です」
「松永聞いてねーwwww」
鎌やんが話す言葉松永聞いてねーwwww言い負かされて手伝うことにならんように全力で鎌やんに対抗してるんやろう
「松永君絶対音感あるのー?」
「ないです。相対音感だと思います」
「そっかー。カラオケ行った時も音取り上手いからなー。女性みたいにもっと高い声本当は出せるでしょー?」
「嫌ですっ!!」
松永イライラ。「女性みたいに」が松永の劣等感刺激したっぽい
松永は地声高いし電話でしゃべったやつが松永のこと女か?って勘違いすることもよーある。カラオケ行っても出来るだけ低い声出そうとしてるんやけど元が高い声やけん無理してるのは分かるんよね。もー高い地声で歌えばいいやんって思うんやけど恥ずかしいんやろう。その「女性っぽい」とか「かわいい」って言葉が松永をバリイライラさせるってことを俺はよく知ってた。こいつらはまだ分からんのか
松永が完璧に鎌やんの話拒絶したけんそこでその話終わって飲み会になってやつらが帰った後片付けしよったけど松永が落ち込んどった
「どしたん?」
「はぁー......無理なんだってば」
「鎌やんのお願い?」
「うん。僕ね、中学の時にブラスバンド部で途中で辞めた話はしたよね?理由話したっけ?」
「うんや聞いてない」
「あのね......」
松永は音楽も楽器も好きではあるらしい。その延長で中学はブラスバンド部入ったらしいんやけど人前で吹けんことに気付いたんやと。1年生ん時から他のやつよりは上手っぽかったらしくて1年で市のコンクールの選抜に選ばれたらしいんやけどそれはなんとかなったらしい。部員が多かったけんそれに紛れて緊張せずに済んだらしいんやけどアンサンブルのコンクールで少人数の舞台の時に舞台の上で息が出来ない位緊張してしまって吹けんくなったんやと。一人で家でやる分にはよかったけど人前やと駄目なんだって松永気付いてから辞めたらしいんやけどね
「そのアンサンブルコンクール最悪やった。主旋律自分やのに音出せんくなって。一緒に出てた人にも迷惑かけたし。お情けで銀賞やった」
「銀賞ってすごいんやないん?」
「ううん。吹奏楽部のコンクールは金賞、銀賞、銅賞の三つ。全員もらえるの。お情けの銀賞なんよ。銅賞は一番悪いの。銀賞はね、中途半端で良くも悪くもないって時かお情けで出されること多いんよ。客席からも審査席からも僕の体が震えてるの見えてたと思うから可哀想でお情けで銀賞なのは間違いないんよ」
「そっか」
「コンクール出たけんって全校集会でも発表もせないかんかったんよ。今度は全校生徒の前で!!そこでも.....吹けんかった。やけん辞めようって」
「松永恥ずかしがり屋けんなぁ」
「コンクールあるとか人前で吹かないかんっていうの全然気にしてなかった。ただ楽器吹くことしか考えてなかったんよ。何も考えてないバカな中学生だったってこと」
「お前はwwwww普通分かるやろーにwwww」
「鎌田先輩は僕とモリクミ先輩に劇の音楽担当させたいみたいやけどそれだけじゃないよ」
「へ?」
「コーラスもさせたいんよ」
「コーラス?」
「うん。モリクミ先輩歌上手いよね。鎌田先輩は僕が楽譜に忠実に音取れると思ってるみたいだから僕たちを歌の部分でも引っ張り出したいんだと思う。この前舞台の上で歌う部分、音源でもいいからって歌と楽器出来る人探したけど駄目だったって言ってたから。お金を払えばいるんだろーけどお金は使いたくないみたいだし。無料で頼める僕たちに鎌田先輩は照準定めて来てる」
「あー。人前で歌うとか楽器吹くのは松永無理やろーね.....音源って?それ録音するだけでいいんやないん?」
「無理。そんな時間を年末に取れない。鎌田先輩は劇のことになると完璧目指して厳しいのは長野も知ってるでしょ?納得するまで何度もリテイク取るよ。それに付き合う時間はない」
「やね。年末忙しいもんな。皿洗ったよ」
「ありがとう。片付け終わったね」
「風呂一緒入ろう」
「うん」
松永の背中抱いて湯船浸かっとったら松永が前髪指でつまんで上目遣いで見よった
「どしたん?」
「なんでこんな柔らかい髪なのかなってね。はぁー」
外見コンプありまくりやけん全てが許せんのやろう。松永の母ちゃんにそっくりやけどそれも辛いのかもしれん。鏡見るのも写メ撮られるのも嫌みたいやしね
「いいやん。俺松永の柔らかい髪好きやけどな。俺みたいに固くないし」
「僕は長野みたいな髪と体が欲しかったけどね」
「松永の見た目に憧れるやつとかたくさんおるって」
「どうして身長もっと伸びんかったんやろうとかどうして細いままなんやろうってげんなりする」
「wwwwww」
んで風呂から上がっていつもの週末んようにエッチした
エッチ終わった後松永が「うーん」って俺が松永の胸にぶちまけた精液じっと見てなんか難しい顔しとる
「松永何しようとってwwww」
「長野、精液って男の人みんなこんな風に真っ白なん?」
「へ?大体そうなんやないん?」
「僕の精液薄いよね?」
確かに前から思っとったけど松永の出した精液俺のに比べて薄いっていうか透明に近いっつーね。多分俺と比べてだけやなくて他の野郎共と比べても薄いと思う
「ああ。薄いな」
「そうなんだね......」
「なんで悲しそうな顔wwww」
「僕男性ホルモン少ないのかもね。だから髭が生えて来ないしすね毛もないのかな」
「いいやん。俺そんな松永の体好きなんやけん」
「これも遺伝なのかなぁ......リンパ関連の病気やホルモンの分泌異常の病気のお母さんの先祖が多かったって話はお婆ちゃんから聞いてはいたんだけど」
ベッドに裸で座っとる松永の背中が悲しそうに見えたけん抱きしめて頬にチュッチュした
「自分の体と見た目まだ嫌なん?」
「嫌だ」
前々から自分の外見嫌だ言いよるけんなー。その見た目もイジメの原因になっとったぽいけんな。福岡って土地柄かもしらんけど見た目がかわいかったのがイジメの原因になったんかもね。あっちは悪気ないつもりでからかっとっても松永は拒絶する原因になったのかもしらんけどね。ハーフ顔やしそん頃から目立ってたんやろう。でもそれがあったけん松永は俺と会って付き合い出せたのかもしらん。もし人気者やったら俺と会う前に誰かと付き合ってたかもしらんし。それ考えると複雑な気分やね
「俺そんな松永の体と見た目に惚れたんだがwwww」
「じゃあいいのかな.......」
「いいとって。そうやないと俺松永とこうなってないぞ」
「じゃあこのままでいい.....」
「もっと自信持てってーwwwお前みたいな見た目に憧れるやつも多いっつーの」
「慰めてくれなくていいよ」
「違ぇええええええ!!慰めで言ってるんじゃねー!!」
こいつはどーしてこー頑固かね?一度そう思い込んだらコテでも変えようとせんな
「そうだ。モリクミ先輩がお土産持って来てたよ」
「なんやった?」
「まだ中身見てない。リビングに置いたままにしてる。ラッピングされてたけど重かった」
「見に行くか」
ベッドルーム出てリビングのその土産のラッピング外した俺と松永無言なった
「おい......」
「..........何これ。あーん奴隷ごっこで楽しんでくださーいってメモが入ってる」
「こげん変なもんどこで買って来るんだよあいつ....」
ラッピング破いて出て来た箱の中身が手かせと足かせとマスクやった
手かせと足かせが通販で売ってるアダルドグッズみたいに軽いやつやなくて鉄球が鎖のはじについとる本物仕様で俺らどんびき。プレゼントにこげんもん渡して来るとかあいつバカか!!
「まだメモある.......マスクはモリクミ自作でーす♪制作に2ヶ月かかった大作でーすっだって。モリクミ先輩自分でも作れるんだね。すごい」
「何を感心しとるーん!?あいつバッカじゃねーの!?」
マスクがなんて言えばいいかな?松永がベネチアンマスクかマスカレードマスクって呼ばれる物じゃない?って言うけんググって画像見たら似てた。そんな感じのマスク。
こんな手かせとか松永に装着させられるか!!重すぎて松永の手と足がどうかなってしまうわ!!てかあいつよーこげん重いもん持って来れたな。俺がモリクミに抗議の電話しようとしたら
ガチャ
って重い音がして俺の手に手かせ足に足かせ松永がはめた
「お前何してるーん!?」
「あ、ごめん。なんとなく着けてみようと思って。なんとなくwww」
「はずしてくれよwww」
「うん。ってあれ?これどうやってはずすんだろう?あれ?え?え?鍵穴はあるけど鍵ないよ!?」
「おぃいいいいい!?」
探したけど肝心の手かせと足かせはずす鍵が入ってねぇえええええ!!
俺エッチ後のマッパで手かせ足かせ着けられた状態でどうするーん!?
「これ鍵ありませーんとかシャレならんぞ。モリクミ電話すっぞ。あんのやろー」
「長野ご.ごめん。すぐモリクミ先輩に連絡する」
俺手かせと足かせで服着れんけんベッドルームで待機してモリクミに入れ忘れてた鍵持って来させたんやけど
「あらーん?長野くーんが見えなーい」
「手かせはめちゃいまして......」
「やーん!?つまりっ!!」
「......その、変な想像しないで下さいね?そうじゃなくて僕が冗談で着けたら鍵がなくて」
「どうして姿見せないのーん!?まさかっ!!裸っ!?エッチをあれでってぎやぁああああ!!モリクミてっきり長野くーんが松永くーんにするものかとっ!!まさかっ!!松永くーんが長野くーんに!?そういうことーん!?長野くーんがスーパー攻めと思ってたのにぃいい松永くーん襲い受けーっ!?ぎぃやあああああ!!」
「落ち着いて下さい!!違うっ!!違いますっ!!勘違いしてますっ!!冗談で着けただけでっ!!」
「やだーんっ!!頭がクラクラするーっ!!あーん!!モリクミ今至福にございますっ!!おいしく頂けますっ!!」
モリクミがテンション高くなっとった。どーせあいつのことやけん頭ん中ですげー絵を想像してるんやろうな...
「モリクミうるせーっ!!鍵置いてさっさと帰れやーっ!!」
ベッドルームで怒鳴ったんやけどヒートアップしとるモリクミには俺の声届いてねーwwww
らちがあかんけん、吉野と鎌やん携帯で呼んでモリクミ回収してもろた
「おい。もう2時ぞ」
「うん.......ごめんね。鍵がないとは思わなくて」
「いいけんいいけん。はよ寝よーぜあいつらのせいでバリ迷惑な一日やったな」
「うん......モリクミ先輩たちが来ると疲れちゃうね。眠い.....」
「あいつらが暴れるけんな」
エッチ後で汗かいてシャワーも浴びんで裸で足かせと手かせ着けられて俺はその状態でずっとベッドルームおったけんクシャミが出た
「ご.ごめん。はよシャワー浴びて寝よう」
「謝るなってwwww松永みたいに風邪ひかんよ」
って言ったけど俺は次の日から風邪ひいとってそれが松永にうつっちまうっていう最悪なクリスマス前やった
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