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My Friend!!
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「えー足りねえんだけどな本当に。足立ってマジで少食だよな!そのうち倒れちゃうぞ!」
「桜井君が凄すぎるだけだよ…俺もうなんだか無駄にお腹いっぱいになってきちゃった」
いつものことだが桜井君と食事の話をしていると食欲がなくなってしまう。なんていう強制ダイエットだ。今日もお昼ごはんは彼といっしょだろうからお腹を減らしておかないと。
お手製弁当を残すのは赤松に悪い。
いくら赤松のことが嫌いだろうが俺のためを思って作ってくれたものは美味しく頂く。
朝早く起きて弁当を作る赤松の姿を思い浮かべようとしてぶんぶん頭を横に振った。
これ以上考えるのはやめとこう。賢明な判断だった。食べたものがでてきそうになる。
「ほらもっと食って太れよ!こんな細い手首じゃ折れるぞー?」
いいながら桜井君は俺の手首を握る。俺とは違ってがっしりしている彼の腕に羨ましさを隠しきれない。
自分の脈が桜井君の指をつたっていると思えば、なんだか変な感じがした。
「そうかなあ………うーんもっと鍛えようかな」
「なーんかすぐポキッ!て言っちゃいそうだよなポッ●ーみたいにポキッ!となんちゃって!」
「さむ!?寒すぎるよ桜井君!」
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