アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
反響piace
-
「ひゃにふんふぁよ!」
「そんなの駄目に決まってるじゃん!ピアスなんてお母さん許しませんからねー!」
誰がお母さんだよふざけんな!
ぐぐぐっと力を込めて俺の頬を押しつぶそうとしている赤松の手首をがっしり掴む。そのまま横に広げて手を退かそうとするが簡単に退いてはくれなかった。
眦を吊り上げても無駄に整った顔立ちにとことん腸が煮えくり返るかと思った。変態のくせに顔だけはいいんだからマジでむかつく!
「坊ちゃんのお肌に穴あけるとか考えただけでも恐ろしいよーピアスとかしなくても坊ちゃんは充分可愛いんだから自分に自信もってー」
変なフォローを入れてくる赤松に何か一言言ってやろうと顔を上げる。
その瞬間、奴の両耳に大量のピアスがつけられていることを知ってしまった。そういえばこいつ耳に滅茶苦茶つけてたよな忘れてた!
「うるせー!俺の勝手だろうが!てかお前だってつけてるじゃんかよ!」
何とか手を振り払った。俺は若干ふてくされたようにそっぽを向く。ここまで正反対されるとやる気はなかったのは置いといてなんかいらつく。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
56 / 223