アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
bear candy
-
「さも当然のように言うけどココお前の家じゃねえからな甲斐田よ」
「申し訳ございません。私は貴方がいるところがマイホームだと思っておりますので。逆を言えば千晴様がいなければ私の帰る場所はどこにもないということです」
「何かちょっと重いなおい。高架下の日が当たらないところでダンボールにくるまっていたらいいのに」
「寒空の下で貴方を想い寒さに打ち勝てと?すごく身体が暑くなってきました」
「この変態!」
べりべりと英語で書かれている飴玉の包みを開けた。
一体これは何味なのか問われても俺は答えられない。
なんだか包みの色彩がとても毒々しく歪なコントラストだった。
正直に言うと多分これめっちゃくちゃまずい。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
68 / 223