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暫く動かずにいると、やがて久弥の身体が以前のように俺を受け入れだす。
内壁がうねり、いきり立ったペニスを包む。
後孔の入り口がヒクつき、更なる刺激を求め始める。
「いつ…きさ…」
久弥の小さな喘ぎを合図に、ああ、と頷く。
「愛してる」
そう言い、痛みに萎えた久弥のペニスに手を伸ばした。
「んぁぁっ!」
ズルリと一旦入口ギリギリまで引き抜くと、久弥が堪らず嬌声を漏らす。
ガツガツと最奥を突き、ぐりぐりと前立腺を抉ると、手の中の久弥のモノがビクビクと跳ねる。
ベッドをギシギシ軋ませ、ローションにまみれた秘穴をぐちゅぐちゅにかき混ぜる。
「いつ…きさ…」
「ああ。久弥」
名前を呼び合い、互いを確かめ合う。
隙間無く繋がった秘部の締め付けは強く、俺のモノは食いちぎられそうだった。
「樹さん、樹さん! んぁっ!
イきたい…っ!
お願っ! 一緒に…!」
久弥が荒い息の合間に訴える。
それに応えるように、腰つきを激しくする。
「んぁっ…ダメっ…イクッ…」
「久弥、俺も、もうイクから…。
一緒にイこうな…?」
久弥の喘ぎ声に煽られ、俺ももう限界だった。
「んぁっ…ん゙ぁあああ゙っ……!」
「…くっ…!」
グッと奥を突き、互いに果てた。
気を失うように眠ってしまった久弥の全身を丁寧に清める。
久弥の髪を梳き、寝息を立てる唇に口付けると、涙が頬を伝って久弥の頬に落ちる。
いつの間にか、俺の瞳からはとめどなく涙が溢れていたようだ。
「今度こそ、間違えないから。
一緒に、幸せになろう」
眠る久弥に、そう誓った。
翌朝、目が覚めた久弥は、かなり辛そうだった。
「身体、痛む?」
俺の問いに、痛みより嬉しさが大きい、と久弥が笑顔を向けてくれる。
ベッドに横になっている久弥の左手の薬指にチュッと軽く口付け、そこに指輪を通す。
「久弥、愛してる。
今度こそ、一緒に暮らそう?
ずっと、そばにいて下さい」
プロポーズの言葉に、久弥が泣きながら頷く。
「なんか俺、久弥を泣かせてばっかりだな」
嬉しくて笑みが止まらない。
今度こそ、間違えない。
きっと、幸せになれる。
久弥となら…。
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