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⑦*
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演技でもなんでもいい。部のみんなにも、親父にも迷惑が行かなければ、オレがどんなに堕ちてもいい。オレだけで済むなら汚れてもいい。もうすでに女の子を抱くには後ろめたくなるほど汚いのだから。だからこの後の続きはなんていえばいいのかなんとなく分かった
「オレは女の子が好きです。でも…ご主人様に御奉仕できるなら肉便器にしてください……オレを淫乱肉便器球児にして、快感と精液をください。ご主人様の精液は……っ、一滴も誰にもあげたくないです」
自分で何を言っているんだって思う。こんなのド変態以外何者でもない
オレはド変態でもない、はずだったんだ。なのに野球を始めたせいで狂い始めた、いままで真面目に熱心に練習し、どんなに熱くても汗で湿ったユニホームが気持ち悪くても、オレは頑張ってきた。支えてくれた親父のために甲子園に行く「夢」も今となっては淫らな欲望に穢れてしまった。もう真面目に野球をするのがバカみたいに思える
だけど、野球をやっているときだけが、この地獄を忘れられる唯一の時間。下ネタなんかで下品だの泥汚れで汚くて臭いだの、野球をしているという実感がオレにとっては幸せだった。こんなバラバラな気持ちでどうすればいいのか分からない。何が正解なのか分からない。野球は最後まで逆転できる可能性はある。でもこの地獄にそんな都合のいいチャンスなんてない
ぐちゃぐちゃになる頭の中でオレは何かが壊れてきたのか、デブに向けて笑う目から涙が出てきた
「そうかそうか。オレ様に奉仕したいのか?」
「はい…」
「ん?気のせいだったかな」
「したいです!ご主人様にご奉仕したいです!!」
「そうそう。言いたいことはちゃんと言おうね?淫乱肉便器球児君。じゃあ早速肉便器らしいオナニーをしてもらおうかな。あ、イクときはコレに出してね」
「…っ……はい」
拘束を解かれたオレはシグレットを脱いで全裸になり、ちんこを触って勃起してからオナニーを始めた。デブはカメラを持ってちんこに近づけたり、日焼けや乳首など体のあちこちを撮っていった。変態なら空いている手はどうするのかな? と言われケツを弄ればいいのかと考えたが、肉便器になりたいといっても躊躇いはあった。だから乳首を摘んでこねくり回したり、弾いたり押したりなどした悔しいけれど毎日のセックスの所為で弄られたせいで少しずつ気持ちイイと思うようになってきたのだ
我慢汁も出てもう少しでイキそうだった
「ァ…っん……ぁ、はぁ……っぁもう…」
「イキそうか?ならアレに出せよ」
「は、い……んぁ…ぁ、ッぁァあ!」
念押しするようにデブに言われオレは床に置いたソレを持ってイクときその中に精液を出した。ソレとはファウルカップだった。しかもさっきまでデブがブリーフの下に直に付けていた汚いもの。オレはそれに出したのだ。自分のじゃないだけまだいい、と思いたかったが
デブがオレのを取り出してもらうと言い出した
「そんな…ないと練習が」
「ソレを使えばいいだろ?オレ様の蒸れたおちんぽを包んでいたソレならいつでもオレ様のことを感じられるよ。ぶひひ」
「っっ…!!」
最悪だった。このカップは蒸れを逃がす穴がないタイプで、しかもさっきまで直で付けていたから汗が付着していた。それに今オレが精液を出してさらに汚く臭くなった。こんなのを毎日付けなくちゃいけないのかよと思うと唯一の幸せだった野球までが侵されていくようで絶望していった
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