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10、男のイク 梓馬side
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「硬くなってるよ、これ…」
「んっ」
「こんなに大きくしていたんだね。可愛いよ」
「っんっ、ぁぁ……は、はやく……」
「そんなに焦らなくても大丈夫だよ。ほら…」
遠坂は僕のモノに手を置いて握った。
握られた痛みと気持ちよさで僕は狂う。
「んんっ!あっ、そこ、き、気持ちいい…ん」
「ふふ、ここがいいの?」
「んっ、そ、そこ!っ、んぁぁ、んんぅ…ぁぁぁぁああああ」
「そうそう、我慢しなくていいんだよ、今誰も居ないんだから…沢山、声出して?」
「っ、ぁん、っんんん!」
「サービス…してあげようかな」
遠坂は僕のモノの先端を口に含んで
舐め始めた。
「んっ、ちゅっ、ぁん、ジュルジュル…ちゅっ」
「んんっ、ぁんっ、だ、だめぇ、あっあっ…ぁん、イイ……もっと、もっと…っ!」
「もっと欲しい。もっと…ちゅっちゅっ…んんぅ、ちゅっ、ジュルっ、レロレロ…んちゅ」
「っあっ、そこ、あっ、それ…イイぃぃ、あんっ」
そうして僕は遠坂の口と舌で気持ち良くなっていった。彼の愛撫はとても気持ちいい。瑞貴の愛撫も気持ちいいけれど、遠坂は口でもしてくれるから好きだ。
「も、もう、イき、そう!」
「もう?…わかった。じゃあ、解放してあげる。いいよ、解放して」
「っっ!!あっあっー!!」
遠坂はイクことを解放といっている。僕が今まで愛撫を受けてきた男たちは、それぞれ違う言い方がある。例えば、遠坂のように『解放する』という男、『達する』と表現する男、『頂点にいく』と表現する男、そして一般的な『イク』を使う男。僕は『イク』を使う。
「んぅ、はぁはぁ……解放できたね」
「うん、できた。ありがとう」
「僕の方こそ、ありがとう。また頼むかもしれないけどよろしくね」
「うん、よろしく」
僕は遠坂に別れを言って、制服を着直した。
そして鞄を持って下駄箱に向かう。
上履きから靴に履き替えて校門に向かって歩く。
「おぉ、梓馬、おかえり」
校門のところに瑞貴が立っていた。
驚いて瑞貴の顔を見る。
「えっ、瑞貴、帰ってなかったの?」
「まぁね。お前が心配だったから」
「僕のことなんて心配しなくていいのに」
「そんな事言うなよ〜。あ、さっき遠坂を見かけた。もしかして遠坂と?」
「う、うん」
「ふーん、遠坂か。大丈夫そうで良かったよ」
「だから僕は大丈夫だって」
「はいはい、要らない心配したな。じゃ、また明日な」
「うん、バイバイ」
瑞貴と別れて家に向かって歩いていく。
夕方にもなると少し眠くなる。
もう少し睡眠が必要なのかもしれない。
いや、僕は規則正しい生活を送っているつもりだからそんなことはないはず。
いつも昼休みには瑞貴と話してるし、学校に居る間は寝る暇がない。たまには昼休みに昼寝でもしてみようかな。
家に着いた僕は、屋敷の中に入って別院に向かう。雪見が出迎えてくれるはずだ。
「梓馬様、お帰りなさいませ」
ほらね。
「ただいま。疲れたよ」
「お疲れ様でした。早急に夕食の準備をいたしますね」
「うん、ありがとう。お腹減ったよ」
「そうでしょう。ではお部屋でお待ちください」
「はーい」
僕は部屋に戻って、
鞄を置いて制服を脱ぎ、
部屋着に着替えてベッドに飛び乗った。
フカフカで気持ちがいい。疲れが取れていく。
この瞬間は癒しだと思う。
「はぁ……遠坂の愛撫…気持ち良かったな…首も胸も、くすぐったかったし、でもそれが気持ち良くもあった。雪見にもしてもらおうかな」
なんて独り言を発してみる。
多分、雪見は僕への愛撫をひとつの仕事としていると思うから、毎晩頼んでみようかな。
「梓馬様、夕食の準備が出来ました」
「っあ、わかった、今行くね」
ベッドから降りた僕は部屋を出て、
食堂に向かった。
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